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妊娠超初期に運動はしちゃダメ?大丈夫な2つの運動と流産リスク
妊娠初期は、ママの身体に変化が起き、お腹の赤ちゃんも体内の臓器や身体が作られる大切な時期。
運動は安定期に入ってから始めた方がいいと聞いたことはありませんか。
となると、妊娠超初期の運動もしない方がいいのではと思われる人も多いでしょう。
では、本当に妊娠超初期に運動はしてはいけないのでしょうか。
今回は妊娠超初期の運動についてまとめてみました。
今回のポイントは下記の4つです。
- 妊娠超初期に運動をしてもいいの?
- 妊娠超初期にオススメの2つの運動
- 妊娠超初期に運動するメリットとは
- 避けた方が良い運動と流産リスク
妊娠超初期でも、早い人はつわり、身体の怠さや眠気の症状が出始めます。
運動は気分転換にも良いものですが、無理をせずその日の体調に合わせて行うようにしましょう。
また、妊娠超初期にオススメの運動と避けた方が良い運動も紹介していますので、是非参考にしてみて下さいね。
妊娠超初期に運動をしてもいいの?
妊娠超初期とは、排卵し受精卵が子宮内に着床する時。
すなわち、妊娠検査薬で妊娠を確認する前のことなので、妊娠に気づかずしらずしらず運動をしてしまっている可能性があります。
よって、妊娠超初期の運動が原因で流産することは考えにくいでしょう。
日本産科婦人科学会においても、
「お母さんの妊娠初期の仕事や運動などが原因で流産することは、ほとんどないと言って良いでしょう。」
妊娠超初期でも、早い人では妊娠が成立する妊娠3週後半頃かつわりや眠気などの妊娠の症状が出だします。
ホルモンバランスと自律神経も乱れる傾向にあるので、軽い適度な運動は気分転換になって良いですね。
妊娠超初期にオススメの2つの運動
妊娠超初期に運動しても問題はありませんが、転倒の恐れのある激しい運動は避けた方が良いでしょう。
妊娠超初期のオススメの運動は散歩やウォーキング、軽いストレッチです。
①散歩やウォーキング
1日30分程度を目安にゆっくりと行いましょう。もし、つわりや気分が悪い時には無理しないようにして下さい。
また、雨の日は道が滑りやすく転倒の恐れがあるので控えた方が無難です。
妊娠超初期や妊娠初期は体調が変化しやすい時なので、ひとりでの散歩やウォーキングは避け、旦那さんと一緒に行うようにしましょう。
②軽いストレッチ
ストレッチは、身体をゆっくりと動かす運動なので妊娠超初期でも安心して行えますよ。
しかし、まだ体調も安定をしていないうえ、胎盤も作られていないので無理は禁物。
ストレッチでも、首や肩、膝やふくらはぎ程度を動かす軽いストレッチに留めましょう。
お風呂上がりに好きな音楽を聴きながらリラックスしてゆっくりと行うのがオススメです。
散歩やウォーキング、ストレッチを行なっている最中に気分が優れなくなった場合は、すぐに止めてください。
妊娠をすると女性ホルモンが分泌されるため身体が疲れやすくなります。
適度な休憩と水分補給も忘れずに!
妊娠超初期に運動するメリットとは
妊娠超初期に散歩やウォーキング、ストレッチをゆっくりでもしっかりと行うと血液の循環が良くなり身体がポカポカに。
また、分娩時は体力が必要となるので運動をして出産に備えておくのも良いですね。
では、妊娠超初期に運動するメリットを具体的にみていきましょう。
身体を温めてマイナートラブル予防
運動をすると血液の循環が良くなり、身体がポカポカと温まります。
妊娠中は、女性ホルモンが多く分泌されるので様々なマイナートラブルに悩まされがち。
特に多いトラブルが、浮腫みや便秘、腰痛、手足の冷え。
運動で身体を温めることにより症状を緩和してくれますよ。
体重増加を防ぐ
散歩やウォーキングの有酸素運動は、脂肪を燃焼してくれる効果があります。
妊娠中は食べづわりで体重が増加してしまうことも。
あまりにも体重が増えてしまうと妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群のリスクを高めてしまうので、日頃から軽い運動をして急な体重増加を防ぎましょう。
また、妊娠中はホルモンバランスが乱れて様々なマイナートラブルに悩まされがち。
すると我慢することが多くなってストレスを溜めてしまいます。
有酸素運動は、妊娠中のストレス解消にも効果的ですよ。
安産のため
分娩は早い人もいますが、初産の場合大抵は長い時間を要します。
痛みに長い時間耐えるにはそれなりの体力も必要です。
分娩を終えた後、全身筋肉痛になる人もいるくらい出産は大変。
体力があれば痛みを乗り越えて、安産で生まれてく全く体力が無くて不安という人は、妊娠超初期の段階から少しずつ運動をして出産に備えておきましょう。
避けた方が良い運動と流産リスク
運動が流産の直接の原因になることはほとんどないと言えども、妊娠超初期にも避けた方がよい運動があります。
激しく動きまわるバスケットボールやバレーボールの球技や、人との衝突が考えられるスノーボードやスキーも避けた方が良いでしょう。
球技は、ボールがお腹にあたってしまったり、床やグランドに転倒してしまいお腹を強打してしまう可能性があります。
スキーやスノーボードも同様に転倒の恐れもありますが、人との衝突の可能性も。
お腹を強く打ってしまうとお腹の赤ちゃんに影響し流産を引き起こしてしまうことがあります。
妊娠超初期に運動する場合は、激しい運動は避け、ゆっくりとマイペースで身体を動かせる運動にしましょう。
妊娠超初期の流産リスク
妊娠12週未満の早い時期での流産が全体の流産の約8割を占めています。
妊娠超初期や初期での流産の原因として考えられるのが、赤ちゃんが持つ自身の染色体異常によるものとされています。
まとめ
妊娠超初期は、受精卵が子宮内に着床し妊娠が成立されたばかりの時期。
自分でも気づかずに運動をしてしまっている人が多いでしょう。
妊娠超初期や初期は、運動原因とする流産は考えにくいとされています。
妊娠検査薬で陽性反応が出た後は激しい運動は避け、散歩やウォーキング、軽いストレッチ程度の運動に留めておきましょう。
安定期に入った後、身体の状態が落ち着いてお医者さんの確認後、マタニティヨガやスイミング、マタニティビクスを始めると安心ですね。