2歳頃に訪れると言われるイヤイヤ期。
やっと終わったと思ったら3歳になってイヤイヤ期を越えるほどママにとっては大変なわがままを言い出すということがよくあります。
周りから見れば「これも成長の過程」と微笑ましく思えるかもしれませんが、ママの立場からすると毎日毎日訳のわからないわがままを言って家の中でも外でも泣きわめかれたらたまったものではありません。
理不尽なわがままにママの方がストレスで爆発しそうになりますよね。
私も2児の母なので、とてもよくわかります。
うちは下の子がやっと4歳になり落ち着いてきましたが、2歳から3歳にかけては毎日のようにバトルをしていました。
ただ2人目ということもあり、上の子の時の経験から許せる範囲で折り合いをつけ、譲れないところは断固として譲らないという姿勢を貫くことで、子供も許されること、ダメなことというのを徐々に理解し、落ち着いていった気がします。
ここでは、3歳のわがままはいつまで続くのか、わがままを言い出した時の対処法をご紹介します。
目次
3歳のわがままはいつまで続くの?
今現在、お子さんのわがままで悩まされているママにとって1番気になるのが「いつまで続くの?」ということだと思います。
2歳のイヤイヤ期の時もそうだったと思いますが、始まりに個人差があるように、終わる時期にも個人差があります。
でも大丈夫です。必ず終わります。
今はママにとっても泣きたくなるほど辛い時があるかもしれませんが、数年後には「あなたはこんなわがままを言って大変だったのよ。」と子供と笑い話にできる日が来ますよ。
毎日育児に家事、仕事に追われ、心に余裕がないときほどイライラしてしまうもの。
お子さんに怒鳴ってしまうこともあると思います。
お子さんが寝た後、寝顔を見ながら後悔することもありますよね。
ママだってイライラして当然です。
人間なんですから。
それに子どもが3歳なのと同じように、ママだってその子のママになってまだ3年目なんです。
完璧を求めすぎず、今はこういう時期だから仕方ないと割り切ることも大切ですよ。
さて、肝心ないつまで続くのかということですがわがままがピークの時は「いつまで続くの。」と考えていまいますよね。
でも突然終わるわけではなく、徐々に落ち着いていくのです。
なので実際はいつまでだったのかよくわからないことが多いようです。
私も子どもを連れて買い物に行っている時に「お菓子が欲しい」と通路で座り込み泣いている子を見て「あれ?そういえばうちの子こういうことしなくなったな。そういえば、最近よくわからないわがままを言わなくなったな。」と気付きました。
確か、上の子は3歳半くらいで、下の子は4歳前だったと思います。
上の子が3歳半で終わったと言うと楽な子育てと思われそうですね。
でも実際には上の子の方が大変でして、1歳半からイヤイヤ期が始まりそのまま3歳半ごろまで続いたので、約2年ほどの戦いでした。
下の子はイヤイヤ期が始まって、一旦落ち着いてから3歳のわがまま期に入りましたが2人目なので私の気持ちの持ちようも違ったのかもしれませんね。
大変でしたが、上の子の時ほど悩んだりはしませんでした。
この時期はこんなものと諦めていたのかもしれません。
わがままを言い出した時の2つの対処法
わがままを言い出した時の対処法で、より大変になるか、次から同じことを繰り返さないかが変わって来ます。
大切なのは
1、 子どもがわがままを言った時にママは途中で折れないこと
2、 わがままを言わなかったら褒めてあげること
他にも色々あると思いますが、私が効果があったと思う対処法はこの2つです。
わがままを言われた時に途中で折れない
わがままにはいろいろありますが、どんな時にしても途中で大人の方が折れないと言うことが1番大切です。
わがままを言う時、子どもは親のことを試していると私は感じました。
例えば、子どもがお店でお菓子が欲しいと言い出した時です。
お菓子を買いにきたわけじゃないし、おやつを食べる時間でもないのでママは「買わない」と断ります。
子どもはもちろん買って欲しいアピールを続けます。
次第に泣き始めたり、通路に座り込んだりしてしまうこともあるでしょう。
この行動を止めて欲しくて「仕方ないなあ」と買ってしまってはいけません。
泣いたり、通路に座り込めば自分の願いが叶うと子どもは学習し、次からも欲しいものがあれば同じようにします。
「買わないと言った日はどんなに泣いても買わない。」これを貫くことで、ママが買わないと言ったら泣いても座り込んでもダメなんだと学習すると子どもはわがままを言わなくなります。
これはとても効果がありました。
1回目は激しく泣きましたが、2回目3回目にはそれほどしつこく言わなくなりました。
ただ泣くと周りのお客様にも迷惑になります。
なので必要なものだけを素早く購入し、お店を出るように気をつけました。
お店に入る前に今日はお菓子を買う日、買わない日と子どもに伝えるのも効果があって、うちではこれが日常化しています。
お店に入る前に伝えておくことで、子どもも心の準備ができるようです。
また、わがままで困るシチュエーションでよくあるのが家を出る時です。
朝幼稚園や保育園へ行く時、おもちゃで遊んでいたり、テレビを見ていたりすると、時間が来て「行くよ。」と言っても「まだ遊びたいからイヤ。」と動かない時もあるでしょう。
朝は時間がないのでママもイライラしますよね。
つい大きな声で叱ってしまいがちですが泣き方が酷くなるだけで、逆効果だったような気がします。
子どもは置いて行かれないとわかっているんですよね。
私がした方法は「行くよ。」と言って動かなければ、「ママ行くからね。」と言って部屋を出ました。
子どもは多少距離を取り泣きながら行きたくないとアピールしてきます。
素直に玄関まで来てくれたら一緒に出られますが、大概「行く?」と聞いても泣きながら座り込んだりしてなかなか出られません。
その場合、私は「時間だからママは行くからね。」と玄関の外に出ました。
すると子どもは泣きながらですが、玄関まで来ます。
来た様子がわかったら玄関を開けて中に入り靴を履かせながら、「何時になったら行く時間だから、行かないといけないんだよ。」と諭すように何度も言っていました。
3歳半を過ぎた頃から時計を見せて「長い針がここに来たら行くからね。」と声をかけるようにしました。
まだ時計は読めませんが理解したようで、「行きたくない」ということもありますが、徐々にスムーズに出られるようになって行きました。
わがままを言わなかったら褒めてあげよう
子どもはママが大好きなので、大好きなママに褒めてもらえるのはとても嬉しいことです。
わがままを言わないようにした時、子どもはとても我慢しています。
自分の要求を我慢するというのはまだまだ感情のコントロールの難しい3歳の子どもにとってはとても大変なことなのです。
それでも我慢したのですからママはたくさん褒めてあげてください。
褒められると子どもの自信に繋がりますし、また褒められたいのでママの喜ぶ行動をしようとするようになります。
わがままを言った時には叱ってしまうけど、我慢できた時に褒めるということは忘れがちです。
ちょっと大げさになってしまってもいいので、褒めてあげることを忘れないでくださいね。
まとめ
お子さんのわがままについイライラしてしまうことありますよね。
そんな時には一度深呼吸をして、心を落ち着けてみてください。
子どものわがままは成長の証です。
気持ちに余裕を持って受け止めてあげたいですね。