ワーキングマザーが辛いのはあなただけじゃない!
目次
毎日、仕事と家事、育児を両立しているワーキングマザー。
ゆっくり体を休める暇もなく、『正直ちょっと辛い・・・』と思うこともあるでしょう。
今回はそんなワーキングマザーが辛くなった時の対策についてご紹介します。
『ワーキングマザーとして今まで頑張ってきたけど、もう限界かもしれない・・・』と感じている方は、ぜひ最後まで読んでください。
ワーキングマザーとは?
それではまず最初に、そもそもワーキングマザーが何なのか簡単に説明します。
ワーキングマザーとは、働きながら家事と育児をこなしている母親のことです。
ワーキングマザーの他に『ワーママ』と略して呼ばれることもあります。
ワーキングマザーが辛くなってきた時の対策6選
それでは早速、ワーキングマザーが辛くなってきた時の対策をご紹介します。
1.完璧を求めすぎない
仕事だけでなく、家事や育児も手を抜かず完璧を求めたい気持ちはわかります。
しかし、無理に完璧を求めすぎるあまり体調を崩してしまったら元も子もありません。
今置かれている状況を踏まえて、何を第一優先にするべきなのか考え、優先順位の低いものはほどほどに頑張るようにしましょう。
2.辛いと感じていることを書き出す
辛いと感じているワーキングマザーの中には、『いろいろありすぎて、何が辛いのかよくわからない』という方も多いです。
そんな方は、一度頭の中を整理するという意味で、辛いと感じていることを1つずつ書き出してみましょう。
頭の中を整理することで、解決策が見えてくることもあります。
3.頑張っている自分にご褒美を与える
ワーキングマザーは、頑張っているからといって褒めてもらえるわけではありません。
頑張っている方ほど、『こんなに頑張ってるのにどうして誰も褒めてくれないの!』と、ストレスを抱えてしまうでしょう。
そのため、定期的に自分で自分にご褒美を与えるようにしてください。
定期的なご褒美が、ストレスを和らげてくれるでしょう。
4.便利な家電は積極的に使う
仕事、家事、育児の中で、家事は比較的時間を効率化しやすいです。
今では、自動で掃除をしてくれるロボットや、乾燥機付きの全自動洗濯機、食器洗い洗浄機など、便利な家電がたくさん存在します。
これらの家電を積極的に活用することで、時間的な余裕を作り出せるでしょう。
5.頼れる人を見つける
ワーキングマザーで辛いと感じている方の多くは、自分一人で多くのことを抱え込みすぎる傾向があります。
しかし、働きながら家事も育児も全て一人でこなすのは不可能です。
このような場合、近くで頼れる人を見つけてください。
自分一人で抱えているものを分担することで、身体的にも精神的にも楽になるでしょう。
6.家事代行サービスを活用
近くで頼れる人が見つかれば良いですが、『そんな人なかなか見つからない!』という方もいるでしょう。
そのような場合、家事代行サービスを活用するのもお勧めです。
お金は多少かかりますが、家事の負担が減る分、仕事や育児に集中できるため、ストレスも少なくなるでしょう。
ワーキングマザーでうつ病を発症する方もいる?
頑張りすぎるあまり、精神的にも身体的にもボロボロになってしまうワーキングマザーは少なくありません。
このような方は最悪の場合、うつ病を発症することもあります。
もし、以下のような症状が見られる場合は、うつ病の前兆である可能性が高いため、すぐに病院に行ってください。
・疲れているのに朝早く目が覚める
・最近物事に集中できなくなった
・人と接するのが怖くなった
・常に疲れている感じがする
・食欲がなくなってきた
・ポジティブな発想ができない
・何に対しても楽しみや喜びを感じなくなった
上記の中で複数の症状が当てはまる場合は注意してください。
ワーキングマザーで昇進するのは難しい?
よく、『ワーキングマザーが仕事で昇進するのは難しい』と言われますが、これは本当なのでしょうか?
結論からお伝えすると、確かに昇進しにくい可能性は高いです。
ワーキングマザーが昇進しにくい理由として、以下のものが挙げられます。
・他の社員と比べて労働時間が短くなりがち
・働ける時間が限られているため、大きな仕事を任せてもらえない
・仕事の質より量で評価する会社も多い
もちろんワーキングマザーだからといって昇進できないと言うわけではありませんが、上記の理由により、よほど効率的に仕事がこなせる方でないと昇進は難しいでしょう。
そのため、ワーキングマザーとして働く際には、ある程度の割り切りも必要だといえます。
ワーキングマザーが働くのはなぜ?
家事や育児をこなすだけでも大変なのに、なぜワーキングマザーは働くのでしょうか?
1.社会とつながっていたい
専業主婦になると、なかなか社会と接点を持つのが難しくなります。
専業主婦の中には、自分が社会の何とも関われていないことに寂しさを感じる方も多いでしょう。
そのような方々にとって、仕事は社会との接点を作り出す重要な役割を果たしているのです。
2.スキルアップするのが楽しい
自分が少しずつ成長していることに喜びを感じる方は多いでしょう。
スキルアップする楽しみを味わえるのも、仕事の醍醐味の1つです。
3.家計が苦しい
家庭の事情で働かなければいけない方もいるでしょう。
例えば、ご主人のボーナスがカットされたり、会社を辞めてしまったりした場合、少しでも家計を助けるために働くワーキングマザーは多いです。
ワーキングマザーのメリット
『ワーキングマザー=辛い』というイメージがありますが、もちろん良い点もあります。
1.家計が楽になる
ワーキングマザーとして頑張る大きなメリットは、やはり家計が楽になることでしょう。
子育てには何かとお金がかかるため、ご主人だけの収入に頼るより、夫婦共働きで稼ぐ方が安心できます。
2.ご主人に精神的なゆとりができる
家庭を持つ男性の中には、家族を養わなければいけないプレッシャーと戦い続けている方も多いです。
このようなプレッシャーを抱え続けるあまり、うつ病を発症してしまう方もいます。
そんな中、夫婦共働きであれば、『自分が会社を辞めても無収入にはならない』という安心感があるため、ご主人に精神的なゆとりができるでしょう。
精神的なゆとりがあることで、結果的に仕事もうまくいく可能性が高いです。
ワーキングマザーが陥りがちな転職の失敗
ワーキングマザーとして働く上で、より働きやすい環境に転職したいと考える方は多いです。
しかし、転職した後に、『こんなはずじゃなかった!』と後悔する方も少なくありません。
そこでこちらでは、ワーキングマザーの転職で陥りやすい失敗を取り上げていきます。
1.一時期の感情で転職
ワーキングマザーとして働いていると、融通がきかない会社に対して嫌気がさすこともあるでしょう。
しかし、それだけの理由で転職に踏み切るのは危険です。
一時期の感情だけで転職してしまうと、『前の会社のほうがまだマシだった』といった状況に陥る可能性も高いです。
本当に今のタイミングで転職すべきなのか、転職活動始める前に冷静に見極める必要があります。
2.子供のことだけを考えて転職
ワーキングマザーの中には、子供の事だけを考えて転職先を決める方も少なくありません。
例えば、『育児サポートあり』といった条件だけで転職する方がそうです。
しかし、子育て期間は長い仕事人生の一時期に過ぎないことを忘れてはいけません。
子供の事以外に、これまでのスキルを活かせる職場や、仕事のやりがいなど、他の条件にも目を向けないと後悔する可能性が高いでしょう。
3.ワーキングマザーが1人もいない職場へ転職
転職先に先輩ワーキングマザーがいるかどうかも重要なポイントになります。
もし、転職先にワーキングマザーが1人もいない場合、子育てをサポートする制度が整っていない可能性が高いです。
転職先を決める際には、すでに働いているワーキングマザーがいるかどうかを必ずチェックするようにしましょう。
ワーキングマザーの転職には転職エージェントを使う!
ワーキングマザーの方で転職を検討している場合、失敗しないためにも転職エージェントの活用をお勧めします。
転職エージェントとは、求職者のスキルや経験、転職希望条件をもとに、最適な求人を紹介してくれるサービスです。
転職エージェントの特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。
・転職エージェントからしか応募できない求人を紹介してもらえる
・キャリアコンサルタントに直接キャリア相談ができる
・履歴書の添削や面接対策を受けられる
・面接の日程調整や転職条件の交渉などを代行してもらえる
・無料で利用できる
『どの転職エージェントに登録すれば良いのかわからない!』と言う方は、以下の転職エージェントを押さえておきましょう。
1.パソナキャリア
まず最初にお勧めしたいのが、パソナキャリアです。
パソナキャリアの特徴をまとめると、以下のようになります。
・どんな求職者も親身にサポートしてくれる
・幅広い種類の求人を紹介してくれる
・パソナキャリアからしか応募できない珍しい求人を多く抱えている
初めての転職活動に不安を感じている方は、パソナキャリアに登録しておきましょう。
2.type女性の転職エージェント
続いてお勧めしたいのが、type女性の転職エージェントです。
type女性の転職エージェントの特徴まとめると、以下のようになります。
・家事や育児と両立しやすい求人をたくさん紹介してもらえる
・化粧品や事務職など女性に人気の求人が多い
・女性の気持ちを理解しやすい女性コンサルタントがサポートしてくれる
女性のキャリアコンサルタントにサポートしてもらいたい方は、type女性の転職エージェントをお勧めします。
3.マイナビエージェント
最近、転職業界の中で注目されているのが、マイナビエージェントです。
マイナビエージェントの特徴をまとめると、以下のようになります。
・大手企業だけでなく優良な中小企業の求人も多い
・若手人材の転職に強い
・キャリアコンサルタントが親身に相談に乗ってくれる
20代〜30代前半の若手人材であれば、マイナビエージェントも要チェックです。
4.JACリクルートメント
次にお勧めしたいのが、JACリクルートメントです。
JACリクルートメントの特徴をまとめると、以下のようになります。
・担当のキャリアコンサルタントの質が高い
・高待遇の求人が多い
・外資系企業への転職に強い
これまでの経験やスキルに自信があり、とにかく高待遇の企業に転職したい方はJACリクルートメントに登録しておきましょう。
5.リクルートエージェント
最後にお勧めしたいのは、リクルートエージェントです。
リクルートエージェントの特徴をまとめると、以下のようになります。
・扱っている求人数は業界トップクラス
・面接対策が充実している
・大手企業の求人が多い
とにかくたくさんの求人の中から自分に合った会社を選びたい方は、リクルートエージェントをお勧めします。
まとめ.ワーキングマザーは頑張りすぎないのがポイント!
ワーキングマザーの中には、過労やストレスで体を壊してしまう方も少なくありません。
このような方々に共通しているのが、一人で頑張りすぎていることです。
ワーキングマザーの方で今の状況を辛いと感じているのであれば、今回の記事を参考に対策を実践してみてください。