我が家の家族は焼き鳥が大好き。
たまに出かける外食でも、焼き肉よりも焼き鳥を選ぶくらいデス(*^_^*)
なので、「焼き鳥食べたい」と急にリクエストされることが多々ありますが、毎回食べに行こうというわけには行きません。
大人の事情がありますから(^_^.)
そんな時には自宅焼き鳥でガマンです。
そこで私が作るのは「竹串に刺さない焼き鳥」。
「竹串に刺さない焼き鳥」なんて焼き鳥じゃないですから~!なんて突っ込まれそうですが......
そこは食べ方で工夫すれば、子どもも大人も美味しい&楽しくご飯を食べる事ができますよ~。
ということで、今回は刺さない焼き鳥の作り方と、食べ方の工夫などについて紹介します(*^_^*)
目次
私が焼き鳥を刺さない理由
私が焼き鳥を刺さない理由は、ズバリ「時間がかかりすぎるから」。
一度自宅で本格的な焼き鳥を作ろうと、あれこれ購入していざ準備開始。
何とか最後まで頑張ったのですが、「もう、家で作るのはやめようカナ」そう感じるくらいに大変でした。
中でも私が一番大変だと感じたのがカットした具材を竹串にさしていくステップ。
色んな野菜をカットして竹串に刺そうとしても、生の野菜は上手に刺さないと割れてしまいますし、鶏肉を竹串にさすには結構な力が必要です。
それをパクパク食べちゃう全員の分作るのは本当に骨の折れる作業ですし、何よりすごく時間がかかります。
あるいは焼くのも大変。
竹串を刺すと、家庭のグリルやフライパンできっちり中まで焼くのが案外難しくて時間がかかります。
ということで、もう当分はいいカナ?という感じになってしまいました。
これは私の調理スキルの問題なのかもしれませんが......(-_-;)
でも、自宅での焼き鳥をあきらめたくはありませんので、あれこれ考えて「刺さない」事に決め、串に刺すのも、そこから外して食べる楽しさも「自分楽しもう!」にチェンジしました。
これがやってみると意外なヒット。特に子どもたちは「刺す~食べる~刺す~食べる」を繰り返しながら、とても楽しそうにパクパク食べてくれました(*^_^*)
これにて問題は解決、超時短で焼き鳥を作ることができます。
刺さない焼き鳥の作り方
刺さない焼き鳥の作りかたはホントにカンタンです。さっそく見ていきましょう。
必要なキッチンツール |
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刺さない焼き鳥に必要なキッチンツールは全部で8点。ほぼ全部が基本的なツールばかりです。
竹串は食べる時に必要になりますので、準備は食べる直前でOKです。
また、竹串が危ない年齢の子どもがいる場合には、お弁当上のピックなどを活用すれば可愛い&美味しく食べる事ができます。
後半でも紹介していますので、参考にしてくださいね(*^_^*)
刺さない焼き鳥に必要な材料 |
≪食材≫
≪調味料≫
※今回は塩味で作っています。好みに合わせて焼き鳥用のたれを準備してください<(_ _)> |
食材は2種類、調味料は4種類です。
好みの鶏肉と野菜を準備します。ここでは、鶏肉はももを、野菜は冷蔵庫にあったものだけを使用するというのが今回のスタイルでしたので、トマト、ピーマン、玉ねぎとなっていますが、ここは好みのものでOKです。
調味料は、我が家は全員が塩焼き派はなので、あじ塩&コショーとなっていますが、好みで焼き鳥のたれ、ポン酢などで食べても美味しいですよ(*^_^*)
刺さない焼き鳥の調理ステップ |
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刺さない焼き鳥の調理ステップは全部でたったの3ステップ。洗って切って焼くだけ。後は食べ方の工夫で楽しみましょう!
ステップその1:食材の準備をします。
まずは野菜をキレイに洗います。
今日使うのはトマト、ピーマン、玉ねぎの3種類。
どれも洗いやすい野菜ですので、カンタンにキレイにできますよね~。
手軽でありがたいデス。
我が家はつもつけ置き洗い。
こんな風にキッチン用の洗い桶に使いたい野菜を入れて数回水を入れ替えて洗います。
目立った汚れがある時、家庭菜園や産直野菜など、スーパーのものよりも土が多めについていたり、残留農薬・残留肥料が気になる時には食品用の重層かベジセーフなどの野菜専用の洗剤などで洗います。
野菜を洗う時のポイント |
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野菜がキレイに洗い上がったら、それぞれ水気を取り除いてからカットしていきます。
本来なら子どもに合わせてそれぞれを小さ目にカットするのですが、今日の野菜のラインナップでは食べてくれそうなのはトマトくらい。(我が家(-_-;))
ということで、子ども用の野菜はサラダで補うことにしました♪
ですので、ここは割り切って大人の食べやすい大きさにカットして行きます。
ピーマンは一口大にカットします。
玉ねぎはキレイにしてから......
1㎝くらいの厚めの輪切りです。
子どもが食べそうな感じなら、中の小さ目の輪の部分を食べさせようかと思っています。
今回のプチトマトは小さめですので、ヘタを取るだけでOK。
※大きめなら、半分程度にカットします。
今度はお肉の準備です。
今回はもも肉2枚を使います。
720gはやや多いかもしれないのですが、焼き鳥の日にはみんなすごくたくさん食べてくれるので、全部焼いておきます。
残ったら、スープか味噌汁に入れるカナ?
とりももは焼くと若干小さくなりますので、その分を計算して大き目の一口大にカットしておきます。
これで、食材の下準備は完了です。
食材カットのポイント |
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ステップその2:食材を焼きます。
ここからは、野菜とお肉をどんどん焼いていきます。
お肉はアツアツをフーフーしながら食べたいので、野菜を先に、お肉を後から焼くようにしています。
ということで、まずは玉ねぎから。
フライパンに玉ねぎを並べてから......
フタをして蒸し焼きにしていきます。
次に残りのトマト&ピーマンを全部いれて一気に焼いていきます。
この後、鶏肉も一気に焼いてしまいましょう。
食材を焼くときのポイント |
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ステップその3:盛り付けます。
焼きあがった野菜をお皿に盛り付けたら、まずは1品焼き野菜の出来上がりです。
トマトは焼くことで甘みが増して食べやすくなりますのでとってもオススメ(*^_^*)。
全体の色バランスを考えて野菜をチョイスすると、テーブルが華やぎますよ~。
最後にごまを振り掛けると、見た目がキュッとしまった感じになりますし、香ばしさもプラスできます。
そして何より良質のたんぱく質をはじめとする栄養価もオンできます。
そして、焼きあがった鶏肉に盛り付けの段階で軽く竹串を刺しておきます。
これにて完成です!
「美味しいよ、いっぱい食べて大きくなってね(*^_^*)」
刺さない焼き鳥の食べかた
焼き鳥は、下準備の時に刺さない用にすることで時短調理を叶えています。
しかし、その分あの「くしに刺さった焼き鳥を引き抜きながら食べる醍醐味」はすっかりなくなってしまいます。
それでは楽しさ半減となってしまいますので、焼きあがった食材に竹串を添えてそれぞれ好きな具材に刺して食べてもらうことにしました。
こうする事で自分で焼き鳥風にさして食べるもよし、そのままお箸でとって食べるもよしと、思い思いの楽しみ方で食べる事にしています。
必要な竹串も1人1本でOKですので、洗って再利用するにも、使い捨てにするにも手間が省けてGOODなのです。
この食べ方にして以来、大人は野菜やお肉を交互に刺したりお肉だけガッツリ刺したりしながら食べています。
子どもたちは、お肉を楽しそうにプスプスさす⇒食べるを繰り返していました(*^。^*)
食事は美味しい&楽しいのが一番。
我が家ではこんな風にして焼き鳥を楽しんでいます。
小さな子どもなら弁当用のピックがオススメ
子どもの年齢が小さすぎる場合、歩いたり立ったりと食事中であってもじっとはしていません、
そうなると、竹串で食べさせるのは心配ですよね。
そこでオススメなのがお弁当用ピック。
我が家では、お弁当に使うのとおなじ要領でお肉などの食材を刺して食べさせています。
とっても安心です。
合わせて食べよう!オススメのメニュー
こんな風に家の中で焼き鳥を作って食べるのって美味しくって楽しい。
ですが、やっぱり普段食事に比べると手を汚しながら食べる事になります。
そこで、毎回手の汚れを気にしながら食べるのもどうかな~と考えたので、一緒に出すのはいっそのことお箸を使わない&手が汚れてもOKなメニューに変えてみました。
たとえば、ご飯はおにぎりにすれば手づかみで食べる事ができますし、お汁ものを出すならかき玉汁やろろ汁など、あまりお箸を使わなくても食べられるものにします。
サラダはスティックサラダ。
ニンジンやキュウリ、パプリカなどでサクッと作ってディップを準備するだけ。
いつもの食卓でもこんな風にすれば楽しむことができますよ~(*^_^*)
一緒に食べるオススメメニューのポイント |
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刺さない焼き鳥で楽しく美味しい夕飯タイムを演出してみませんか?
今回は刺さない焼き鳥について紹介しました。
竹串に刺して作る焼き鳥は調理に1時間前後の時間が必要で焼くのも大変。
それを「刺さない」に変えることで超時短を叶えることができました。
その調理時間はなんと15分。
くしに刺さっていない状態の鶏肉を、自分で刺してもらうことで楽しさも演出できています。
焼き鳥屋さんの本格的な焼き鳥には遠く及ばないかもですが、美味しくて楽しいのは間違いありません。
もし良かったら、時短+楽しい+美味しい、刺さないおうち焼き鳥を試してみてくださいね(*^。^*