つわり中に野菜が食べたい!3つの注意点とおすすめの食べ方

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つわりがひどいと、まったく食べ物を受け付けなくなったり、特定のものしか食べられなくなったりしますよね。

そんな中でも食べやすいものを探してつわりと戦っているという妊婦さんも多いのではないでしょうか。

つわり中でもやはり栄養バランスは気になるものです。

できるだけ野菜も食べたいと思う妊婦さんも多いと思います。

私もつわり中は野菜を食べたいけど思うように量を食べられないなど、苦労したことを覚えています。

・つわり中に野菜が食べたい!食べやすい野菜は?
・つわり中に野菜を食べるときの注意点を知りたい!
・つわり中におすすめの野菜の食べ方

「つわり中に食べやすい野菜はないの?」

「つわり中でもモリモリ野菜を食べられる食べ方は?」

など、つわり中でも野菜が食べたいけど思うようにと入りれることができないという人のために、つわり中に野菜の摂り方について紹介します。

参考にしてみてくださいね。

目次

つわり中でも野菜をたくさん食べたい!おすすめ野菜5選

つわりの症状は個人差が大きく、水を飲んでも吐き気をもよおす人もいれば、お腹がすくとムカムカするという人、ひとつのものにこだわってしまうという人など様々です。

それでもお腹の赤ちゃんのために、栄養バランスに気を付けて食事をしたいというのが妊婦さんの願いではないでしょうか。

ここではつわり中でも食べやすく、栄養満点のおすすめの野菜5選を紹介します。

いろいろ試してみて、食べやすいものをチョイスしてみてくださいね。

  1. トマト
  2. 大根
  3. 長いも
  4. オクラ
  5. キャベツ

生でも食べられるトマトはつわりの救世主!

つわり中でもトマトなら食べられたという妊婦さんは実はとても多いのです。

さっぱりした風味とみずみずしさが食べやすく、なんといっても生のまま食べることができるということが最大の魅力です。

トマトには、

・βカロテン
・ビタミンC
・葉酸
・カリウム

などが多く含まれています。

トマトの約90%が水分で、思うように水分が摂れないつわり中におすすめです。

注目はβカロテンです。

βカロテンは髪の健康を維持したり皮膚や粘膜の健康を維持したりと、様々な健康を維持する働きが期待されています。

大根は胃の調子を整えてくれる!

つわり中はなんとなくいつも胃の調子が悪いと感じる妊婦さんも少なくありません。

そんな時におすすめなのが大根です。

大根は胃の調子を整えて消化を助ける働きがあります。

加熱すると柔らかくなり、あっさりとした味わいがつわり中でも食べやすく感じるはずです。

大根には、

・葉酸
・ビタミンC
・カリウム

などが含まれています。淡色野菜で水分が多い野菜なので、栄養価はそこまで高くはありませんが、腹持ちがよく胃の調子を整えてくれるのでつわり中におすすめです。

大根の葉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、根だけでなく葉も食べることをおすすめします。

ネバネバの長いもでスタミナアップ!

『長いもは精がつく』などといわれるスタミナアップ食材です。

大根と同様、長いもはビタミン・ミネラルともに多くは含まれていませんが、消化を助ける働きがあります。

長いものネバネバ成分には疲労回復を助ける働きや胃などの粘膜を修復する働きがあるとされています。

クセが少なく、すりおろしたり千切りにしたりと、食べ方のバリエーションが多いことも魅力です。

長いもを触ると手がかゆくなるという人は、皮を剥いたら厚めの袋に入れて麺棒でたたいて粗くつぶしてみてください。

すりおろしたような粘りがありながら、程よい食感が残るので食べごたえもあり、つわり中でも食べやすいはずです。

さっぱりと食べたいネバネバ食材オクラ

オクラもネバネバ食材のひとつ。オクラの粘りの成分は、

・ガラクタン
・アラバン
・ペクチン

といった食物繊維の一種で、お腹の調子を整える働きがあるとされています。またオクラには、

・βカロテン
・葉酸
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン

といった栄養素を多く含んでいます。

ミネラル類の含有量が多く、妊娠中のむくみを予防してくれるカリウムが豊富なことが特徴です。

サッとゆでるだけで簡単に調理することができるので、つわりで体調がすぐれない時でもすぐに食べることができますね。

万能野菜キャベツでお腹も満足!

1年を通してスーパーに並び、比較的安価な価格で購入することができるキャベツも、つわり中におすすめの野菜のひとつです。

春キャベツは甘みが強くて柔らかく、冬キャベツはしっかりした歯ごたえと甘みが魅力ですよね。

そんなキャベツには、

・ビタミンK
・ビタミンC
・葉酸
・カリウム
・カルシウム

などが多く含まれています。

特に注目なのがビタミンKとビタミンC。

ビタミンKは血液を固まらせる働きをし、骨の形成にも大きく関わっています。

ビタミンCは美容や健康のためには欠かすことができない栄養素です。

たくさん量を食べることが難しいつわり中でも、キャベツならさっぱりと食べることができるかもしれませんよ!

つわり中の野菜の摂り方で気を付けたい3つの注意点

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つわり中に野菜を食べるなら、どのようなことに気を付けて摂ったらいいのでしょうか。

ここではつわり中に野菜を食べるときの注意点を3つ紹介します。

  1. いろいろな野菜を取り入れよう!
  2. 加熱した野菜がおすすめ!
  3. 体を冷やす野菜は食べ過ぎ注意!

つわり中でもいろいろな種類の野菜を食べよう!

妊娠するとホルモンバランスの影響で味覚が変わりやすくなります。

今まで食べられたものが食べられなくなったり、今まであまり好きではなかったものが好きになったり、自分でも味覚の変化に驚くほどです。

野菜に関しても食べられるものとそうでないものが出てくることは珍しくありません。

しかしひとつの野菜ばかり食べていると、栄養面での偏りも出てきてしまいます。

つわりの症状がそこまで重くない場合は、食べられる野菜を見つけていろいろな野菜を取り入れるようにしましょう。

・葉物野菜
・根菜
・豆類
・実の野菜
・イモ類
・花野菜
・茎野菜
・スプラウト

野菜にはいくつかの種類に分けられます。

いろいろな分野の野菜をバランスよく食べてくださいね。

つわり中の野菜は加熱したものがマスト!

妊娠中の生野菜はNGではありませんが、できれば加熱したものがおすすめです。

妊娠中は免疫力が低下していますから、野菜を生のまま食べることで食中毒などのリスクが高まります。

トマトなどはサッと湯通しして皮をむくと安心です。

キャベツなどもできればゆでたものを食べたほうがいいでしょう。

生の野菜は食中毒だけでなく、体を冷やす作用があることもわかっています。

妊娠中はできるだけ体を冷やさないような配慮をすることが大切です。

生野菜よりも温野菜を取り入れることで、体を冷えから守ります。

体を冷やす作用のある野菜も控えよう!

前の項目と少しつながりますが、妊娠中の冷えは厳禁です。

野菜には体を冷やす作用があるものも多く、つわり中にこういった野菜を多く食べてしまうのはおすすめできません。

<体を冷やす作用のある野菜>

・トマト
・なす
・きゅうり
・レタス
・ゴーヤ
・ホウレンソウ

夏に旬を迎える野菜は体を冷やす働きがあるものが多いです。

食べ過ぎに気を付けるとともに、体を温める作用のある野菜を多く取り入れることをおすすめします。

<体を温める作用のある野菜>

・にんじん
・大根
・ごぼう
・れんこん
・かぼちゃ
・ショウガ
・長いも
・玉ねぎ

根菜類は体を温める作用がありますから、積極的に取り入れるようにしましょう。

つわり中におすすめ!野菜のおいしい食べ方

つわり中でも野菜をたっぷり食べたいという人のために、野菜のおすすめの食べ方をいくつか紹介します。

つわりで体調が悪くても簡単に作ることができて食べやすいものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。

酢の物

酢の物はいろいろな野菜で作ることができるだけでなく、さっぱりとした風味がつわりの症状を軽減してくれるのでおすすめです。

基本の三杯酢を覚えてしまえば、ゆでた野菜や海藻と和えるだけで簡単に作ることができますよ。

<基本の三杯酢>

・お酢・・・大さじ3杯
・しょうゆ・・・大さじ1杯
・砂糖・・・大さじ2杯

<おすすめの野菜>

・トマト
・もやし
・キャベツ
・わかめ
・きゅうり
・オクラ
・白菜

いくつかの野菜を組み合わせて作ってもおいしいですよ。

梅和え

叩いた梅で野菜を和えれば、さっぱりとしたおかずになります。

最近ではチューブの梅肉も売られていますから、そういったものを使えばより手軽に梅和えを作ることができますね。

<梅和えレシピ>

・梅肉・・・大さじ1杯
・めんつゆ・・・大さじ1杯

<おすすめの野菜>

・もやし
・キャベツ
・長いも
・オクラ
・ホウレンソウ
・きゅうり
・カブ
・アスパラ

旬の野菜で作れば栄養価も高くなるのでおすすめです。

味はお好みで調節してくださいね。

ジンジャースープ

ショウガは体を温める作用があります。

スープにたっぷりのショウガを入れて作れば、体の芯から温めることができますよ。

鶏がらスープをベースに作るのがおすすめです。

<ジンジャースープのベース>

・水・・・300ml
・鶏がらスープの素・・・小さじ2杯
・ショウガのすりおろし・・・小さじ1~2杯
・塩・・・小さじ2分の1
・しょうゆ・・・少々

<おすすめの野菜>

・小松菜
・ホウレンソウ
・玉ねぎ
・レタス
・トマト
・ネギ
・もやし
・きのこ類

野菜のほかに豆腐や春雨などを加えて食べごたえアップさせるのもおすすめです。

チルドの餃子を入れて水餃子にしてもおいしくいただけます。

ごま油をプラスすると風味がよくなりますよ。

まとめ

つわり中でも栄養には気を使った食事をしたいという妊婦さんは少なくありません。

しかしつわりの症状が重いと、思い通りの食生活を送れないことも珍しくありません。

つわりの症状が落ち着くまでは、食べられる野菜を見つけて食べられるときに食べられる分だけを食べるようにしましょう。

つわり中に野菜を食べる場合は、

・できるだけいろいろな野菜を取り入れる
・生野菜は食べ過ぎに注意
・体を冷やす野菜にも気を付けよう

など、いくつかのことに気を付けて食べるようにしてくださいね。

野菜類は食べ過ぎることで悪影響を及ぼすことはほとんどありません。

たっぷり食べられるのなら、食べたいだけ野菜を食べるようにしましょう。