妊娠超初期の症状がないのに妊娠している可能性はある?症状なしの3つの原因

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妊娠すると、早い段階で症状が出る方もいますよね。

ちょっとした体の変化に敏感になって、「あれ?妊娠したかな?」と、すぐに気づく方も。

反対に、この時期は全く症状がなく気づかない方も大勢います。

妊娠しているにも関わらず、これといって目立った症状がなくて「赤ちゃん大丈夫かな?」と不安になる方もいますよね。

そんな方の為にここでは、

  • 妊娠超初期の症状とは?
  • 妊娠超初期の症状なしでも妊娠の可能性はある?
  • 妊娠超初期に症状なしで妊娠検査薬
  • 妊娠超初期に症状なしの3つの原因
  • 妊娠超初期の症状なしの問題点

といったこの時期に気になる症状なしの原因に関して、ご説明していきますね。

目次

妊娠超初期の症状はどんなもの?

妊娠すると、プロゲステロンとエストロゲンとい女性ホルモンの分泌量が一気に増加します。

この女性ホルモンはある程度の増減を何度も繰り返して生理周期を起こしているのですが、妊娠することによって分泌量が増加して妊娠継続する為の体へと変わっていきます。

2つの女性ホルモンは体に対する効能が強力なので、妊娠で分泌量が一気に変わると妊娠初期の時点で肉体的・内面的に色々な異変となって出てくることも。

こういったものを「妊娠初期症状」と言って、次に挙げるような症状が見受けられます。

全ての症状が現れるわけではなく、1つだけの方もいれば全く出ない方もいて、人それぞれで差が出てきます。

  • 頭痛
  • おりものが色や状態が変わる
  • 微量の出血
  • 頻尿
  • 腹痛
  • 高温期が続く
  • 便秘
  • 胸の張り、痛み
  • 胃痛
  • つわりによる吐き気
  • 下痢
  • 眠気
  • 倦怠感
  • ニキビや湿疹など肌トラブル
  • 腰痛が起こる
  • 味覚、嗅覚が変化する

妊娠超初期の症状なしでも妊娠の可能性がある?

妊娠を待ち望む方は、生理予定日までに妊娠のサインがないかご自身の体の様子をチェックする事もあるのではないでしょうか。

実際のところ、受精卵が着床することによって生成されるhCGホルモンは、非妊娠時の体内には存在しません。

そういう理由から、hCGによって、体がママへと変わる初期段階の状態を体調不良と考えてしまう方もいるそうです。

この体調の移り変わりに気がつくことは重要で、妊娠しているかを確認する材料の1つとなるのです。

しかしながら、妊娠をした女性のすべての人が、妊娠超初期症状を経験しているということではありません。

妊娠超初期症状が全く出なくても妊娠している可能性はあるので、まだ「今回も妊娠していなかった」と残念に思うには早いですよ。

  • 妊娠の可能性あり

妊娠超初期の症状なしの方は多い?

妊娠超初期症状なしの方の割合に関しては、公共機関の調査結果が無いので、きちんとした数値は不明ですが、大半の方が「症状なし」と想定されます。

なぜならば、妊娠すると大勢の妊婦さんが体験するという産婦人科学会のデータがある「つわり」ですが、全妊婦さんの大体20から50%は全く体験しないとされている為です。

つわりが起こっていない、または気にかかるほど重症ではないことは、これ以外の体の変調もそれ程ないと想定できます。

妊娠初期症状が全くないからといって、妊娠していない結果にはならないので、生理が来るまでは望みを抱いておきたいものですね。

産婦人科学会 「妊娠悪阻にまつわる諸問題、頻度」

妊娠超初期の症状なしで妊娠検査薬

妊娠の判別を行う妊娠検査薬を適当なタイミングに活用して、妊娠の陽性反応が鮮明に確認できるならば、99%の割合で妊娠していると推定されます。

妊娠検査薬では陽性だとしても、自分で気付く症状なしのケースだと、産婦人科を受診するべきかどうか気にとめる方もいるかと思います。

妊娠初期症状がそれほど無くても、1日でも早く産婦人科で受診したほうが良いでしょう。

  • 妊娠検査薬…近頃は、生理予定日を過ぎて1週間後、あるいは生理予定日から利用できる性能が高いものも

妊娠超初期の症状なしの3つの原因とは?

妊娠超初期に症状なしだったという方は、沢山おられる事でしょう。

中には、症状があった方もしれませんが、多忙で気づかない、余裕がないといった理由で気づいていない事も。症状なしの原因は以下の3つが挙げられます。

冷え知らず

症状なしの原因の1つには、冷え性でない可能性も。

体が冷えると、自律神経が乱れて体調不良の原因にもなります。

妊娠すると、更にホルモンバランスの変化から自律神経が乱れやすくなってしまいますので、冷えには注意したいところですね。

流産

症状なしの原因の1つに流産の可能性もあります。

切迫流産の場合は、早期発見により安静にする事で命を繋げられる可能性も。

妊娠超初期から妊娠初期の流産の原因のほとんどは、胎児側の問題で染色体異常などが考えられます。

その為、万が一、残念な結果になったとしても、決してご自身を責めないで下さい。

ストレスに強い

妊娠するとホルモンバランスの変化が凄いスピードで起こります。

その為、体調不良による症状が現れますが、ストレスはホルモンバランスにも大きく影響を与えると考えられています。

元々ストレスを上手く発散できている方や、イライラしにくい方は妊娠超初期の症状なしの可能性が高いですね。

妊娠超初期の症状なしだと問題がある?

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妊娠初期症状なしのケースだと、妊婦さんは常日頃と何一つ変わらない暮らしをすることになって、よっぽど基礎体温などに過敏でないとすれば、妊娠そのものに感知しづらいかもしれません。

あなた自身が妊娠している状態に気が付かないまま、薬やお酒を飲んでしまう、産科を受診するタイミングが遅くなるという事などが想定されます。

妊娠超初期には、薬やお酒の影響を胎児が受ける事がほとんどないと言われていますが、なるべく避けたいところですよね。

更には、通常の妊娠でしたら妊娠の自覚がある程度遅いとしても問題ないですが、異所性妊娠となると妊娠の自覚する前に出血などの症状がでる可能性があります。

母体に影響するリスクが出てくることから、まず初めに、妊娠を望んでいる時や妊娠の可能性が高い時は、基礎体温を記録する、生理周期に過敏にチェックする必要があります。

  • 基礎体温チェック
  • 生理周期チェック

妊娠超初期の症状なしでも赤ちゃんは元気?

妊娠している可能性があるのに、症状なしだと「赤ちゃんに何かあったのかな?」「妊娠していなかったのかな?」と不安になる方もいるでしょう。

妊娠超初期の症状は人それぞれで差がありますので、症状なしだからといって落ち込む必要はありません。

症状なしでも赤ちゃんは元気に育ってくれますので、過度な心配はせず、リラックスして過ごしましょう。

まとめ

妊娠超初期はまだ、症状なしの方がほとんどです。

妊娠初期の妊娠7週くらいからつわりなどの症状が現れます。

もちろん、つわりの開始時期も人それぞれで差があります。

症状なしだからといって、不安になる必要はありませんよ。

初期の妊婦健診の時期まで、過度に心配せずにリラックスして過ごして下さいね。