妊娠中はいろいろな栄養素をバランスよく摂ることがママにもお腹の子供にも良いですね。
カルシウムも妊婦さんと胎児に必要な栄養素の一つ。カルシウムといえば牛乳を思い浮かべる方も多いでしょう。
牛乳には
・カルシウム
・たんぱく質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル
など5つのの栄養素がバランスよく含まれているため妊婦さんにオススメです。
妊娠中に牛乳を飲むと胎児がアレルギーになるのではないかという心配をする方もいますが、妊娠中に牛乳を飲んだことで胎児がアレルギーになるようなことはありません。
しかし、胎児に影響がないからといって大量に牛乳ばかりを飲むのは体によくありません。
妊婦が牛乳を飲むときは3つの注意点を守りましょう。
・飲みすぎない
・温めて飲む
・体質に合わない場合は飲まない
この注意点を守って妊娠中のカルシウム補給に牛乳を積極的に飲んでくださいね。
目次
○カルシウムが代表!牛乳に含まれる妊婦に嬉しい栄養素
牛乳にはカルシウムが多いのは有名ですが、他にもいろいろな栄養素が含まれていて妊婦さんに良い飲み物です。
牛乳に含まれている栄養素をご紹介します。
・カルシウム
牛乳のカルシウム含有量は他の食材と比べてもトップクラスです。
コップ1杯200mlの牛乳に約220mgのカルシウムが摂取できます。
厚生労働省の発表では妊婦の1日のカルシウム推奨量は650mg。
牛乳3杯ほどで1日分のカルシウムは補えるんですね。
・たんぱく質
牛乳のたんぱく質には人体で作ることのできない8種類の必須アミノ酸が含まれています。
たんぱく質は赤ちゃんの脳や筋肉を作る大事な栄養素、妊娠中は積極的に摂りたいですね。
厚生労働省では妊娠後期の妊婦さんで1日に75gのたんぱく質の摂取を推奨しています。
・脂質
牛乳コップ1杯に脂質は約7.6g含まれています。
脂質は体を動かすエネルギー源です。身体の構成成分でもあり、妊婦に必要不可欠な栄養素です。
しかし、摂り過ぎると体重増加に繋がるので過剰摂取は控えましょう。
・ビタミン
牛乳にはビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2などのビタミンも含まれています。
ビタミンAは過剰摂取は胎児への悪影響があることなどが心配されますが、不足しても胎児の奇形を誘発するなどのトラブルを招きます。
適量を摂取することが望ましいですね。
またビタミンB1が不足すると疲れやすくなったり、早産や死産の原因となることもあります。
ビタミンB2が不足すると胎児の発達障害のリスクが高くなります。
ママも口内炎や皮膚のトラブルが起きてしまことも。不足すると怖いビタミンB1とビタミンB2、しっかり牛乳で摂取しましょう。
・ミネラル
牛乳にはナトリウムやカリウムなどのミネラルも豊富。カリウムはむくみの解消に役立つ栄養素です。妊娠中はむくみやすくなっているのでカリウムをきちんと採ってむくみを解消しましょう。
○どのくらい飲んでももいいの?妊婦が牛乳を飲むときの注意点
牛乳は妊婦に嬉しい栄養素がバランスよく含まれている健康的な飲み物です。
妊娠中は積極的に牛乳を飲んで栄養補給をしたいですね。
しかし、妊婦が牛乳を飲むときは3つの注意点があります。
・飲みすぎない
身体に良いものでもたくさん摂り過ぎてしまうとあまりよくありません。
妊娠中は特に偏った栄養の摂り方をするのは胎児への影響が心配です。
牛乳はバランスよく栄養が入って追いますが、1日にあまりにもたくさん飲むのは控えましょう。
コップ1〜3杯が望ましいでしょう。
・温めて飲む
妊婦は身体を冷やすとよくありません。
できれば牛乳はホットミルクで飲んだ方が身体が温まって良いでしょう。
特に冬は冷たい牛乳を飲むと身体が冷えてしまいます。
寝る前に温めた牛乳を飲むことで寝つきがよくなる効果もあるので試してみてくださいね。
・体質に合わない場合は飲まない
牛乳はアレルギーのある食品です。
当然牛乳アレルギーの方は妊婦でもそうでなくても飲んではいけません。
アレルギーまではいかなくても牛乳が体質に合わない方もいます。
私もそうなのですが牛乳を飲むと決まってお腹を壊してしまうんです。
そういう方は牛乳を消化するための消化酵素が足りてないそう。
お腹を壊してまで牛乳を飲むのは嫌ですよね。
体質に合わない方は他のもので牛乳の代わりになるような栄養補給をするようにしましょう。
○妊娠中の間食、注意点を守って栄養補給に利用しよう
牛乳はたくさんの栄養素がバランスよく含まれていて妊婦にもオススメの食品です。
牛乳には妊婦に嬉しい栄養素が5つ含まれていました。
・カルシウム
・たんぱく質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル
しかし、妊婦が牛乳を飲むときには注意しなければならないことも3つあります。
・飲みすぎない
・温めて飲む
・体質に合わない場合は飲まない
注意点を守って牛乳で上手に妊娠中の栄養補給をしてくださいね♪