柑橘系の中でもジューシーで、食べ応えがあるオレンジ。
私たちが普段食べているオレンジの多くは、アメリカ産の輸入されたものです。
オレンジには、大きく分けて3つの種類があります。
バレンシアオレンジ、ネーブルオレンジ、ブラッドオレンジの3つです。
味はそれぞれ特徴があり、劣化しやすさもそれぞれ。
夏の季節はバレンシアオレンジが出回り、冬の季節にはネーブルオレンジが出回ります。
オレンジはどうやって保存するっと、長持ちするのでしょう?
オレンジの保存方法、オレンジを使ったメニュー、新鮮なオレンジの選び方などオレンジについて詳しく調べました。
目次
オレンジはどのくらい日持ちする?賞味期限は3~4週間!
オレンジは通常野菜室で保存して、目安は3~4週間です。
購入するときの新鮮なオレンジの見分け方は、皮にしわなどがなくてハリがあるものがいいでしょう。
後は持ったときにずっしりと重いものは、新鮮でみずみずしい証拠です。
見た目で大きいものの方が、皮が薄く果実がたっぷり入っています。
オレンジの保存方法!
オレンジは、夏場以外は常温でも保存できる果物ですが、それでも野菜室で保存したほうが長持ちしますね。
オレンジの保存方法について紹介します。
オレンジの冷凍保存方法
オレンジはみかんのように丸ごと冷凍保存すると、皮がむきづらくとても食べにくいです。
冷凍保存するときには、皮と薄皮をむいて、ひと房ひと房ばらばらにして金属トレイに並べて、ラップをして冷凍保存しましょう。
このままだと冷凍庫の場所をとるので、完全に凍ったら保存袋に入れて、まとめて保存します。
また、皮ごと輪切りにして保存する方法もあり。
オレンジは冷凍保存すると、1ヶ月持ちます。
薄皮をむいているので、すぐに食べることができますね。
オレンジを絞って、ジュースの状態で冷凍保存してもいいでしょう。
凍ったまま食べたり、デザートに使ったりします。
オレンジの冷蔵保存方法
オレンジは買ったときに袋に入っている場合は、そのまま野菜室で冷蔵保存します。
1個で購入した場合は、ポリ袋に入れてから、冷蔵保存してください。
これは、オレンジが乾燥するのを防ぐためです。
オレンジは野菜室で、3~4週間長持ちします。
その他の方法
オレンジは、夏場以外は常温でも保存することができます。
ただし、すぐに食べない場合は冷蔵保存が安心です。
購入後3日以内に食べない場合は、冷蔵保存しましょう。
特に夏場は、温度だけではなく湿度も高いのですぐに傷んでしまいます。
オレンジが傷むと、かびて匂いがきつくなることが多いので、夏場は必ず冷蔵保存してください。
ワンポイントアドバイス
オレンジは冬に食べる日本産のみかんと比べると、皮が厚いので傷みにくい果物です。
ただし、日本の夏の高温多湿の環境では劣化しやすくなるので、冷蔵、冷凍保存するようにしてください。
冷凍しておいたオレンジを使った4つのメニュー
冷凍したオレンジはそのまま食べることもできますし、デザートや飲み物にも使うことができます。
冷凍したオレンジを使ったメニューについて紹介します。
オレンジのタルト
オレンジの酸味がさわやかでおいしいタルトです・
ひと房ずつ、薄皮もとって冷凍したオレンジを使用します。
【材料】
冷凍パイシート 1枚
卵 1個
卵黄 1個運
砂糖50g
オレンジの絞り汁 50cc
オレンジの皮のすりおろし 少々
無縁バター 30g
粉砂糖 少々
冷凍オレンジ 5房
① パイシートは3mm程度の厚さに伸ばします。
型に合わせて内面いっぱいに敷いて、余分な部分は切り取ります。
ふちの部分は指でつまんで少し高くして、焼いたときに沈まないようにします。
② パイの皮をフォークで全体的に刺して、空気穴を開けておきます。
こうすることで焼いたときに形が崩れません。
③ クッキングシートを型の大きさに切って、1個ずつにかぶせて、小豆などの重石を置いてオーブントースターで焼きます。
時間は4~8分を目安に、焼きあがったらそのまま冷まします。
④ 鍋に、卵と卵黄、砂糖を入れて、弱火にかけます。
きべらで混ぜながら、もったりするまで暖めます。
⑤ オレンジの皮のすりおろしたものを④に混ぜ、再び火にかけます。
火からおろしバター入れて余熱で溶かして、そのまま冷まします。
⑥ ③のクッキングシートを取り除いて、⑤を流しいれます。
ふち部分に粉砂糖をふります。
⑦ 凍ったオレンジを上に一つ一つのせて出来上がりです。
手羽のオレンジ煮
絞って冷凍しておいた100%のオレンジジュースを使います。
【材料】
手羽元 34本
冷凍したオレンジジュース 700ml
塩 少々
醤油 大さじ2
① 鍋に手羽元を隙間なく敷き詰めます。
② 冷凍したオレンジジュースは、冷蔵庫で自然解凍しておきます。
③ 塩を振って、オレンジジュースを手羽元が隠れるくらいひたひたに入れます。
④ 強火で沸騰させ、中火で20分ほど煮ます。
⑤ 醤油を入れて、弱火で水分が飛ぶまで煮詰めます。
⑥ 水分が飛んでパチパチという音がしてきたら、出来上がりです。
圧力鍋を使うと、簡単にお肉が柔らかくなるし、時間も短縮されるのでおすすめです。
絞ったオレンジジュースを使うとおいしさが違いますね。
スムージー
冷凍のオレンジをそのまま使うことができ、簡単にできるので朝食におすすめのメニューです。
材料すべて冷凍したものを使うと、夏にぴったりの冷たいスムージーになります。
【材料】
冷凍したアボカド 30g
冷凍オレンジ 30g
冷凍パイン 30g
豆乳 50ml
はちみつ 大5
① アボカドはさいころ上に切って冷凍したものを使います。
② 材料を全部混ぜて ミキサーで滑らかになるまでまわしてください。
滑らかになったら出来上がり!
バナナやイチゴなども入れてもおいしいので、自分お好みの果物や野菜で試してください。
オレンジチョコムース
皮ごとスライスして冷凍したオレンジを使います。
【材料】
冷凍した意オレンジハーフ 4枚
チョコレート 25g
生クリーム 100cc
牛乳 50cc
粉ゼラチン 3g
水 大1
冷凍オレンジスライス飾り用
① オレンジは自然解凍して、1~2枚は絞って絞り汁を取ります。
② ゼラチンに水を入れておきます。
③ 鍋に生クリームと牛乳を入れて、弱火にかけます。
④ 温まったらチョコレートいれて、沸騰しないように溶かします。
⑤ チョコレートがとけたら、ゼラチンを入れてオレンジの絞り汁を混ぜます。
⑥ 方のそこにオレンジのスライスを要れ、その上から⑤を流しいれます。
⑦ 冷蔵庫に入れて冷やし、固まったら上に飾り用のオレンジスライスを載せて出来上がり。
オレンジの作り置きメニュー
作っておきたいオレンジの常備菜を紹介します。
オレンジのジャム
皮を入れると苦味のあるマーマレードジャムになりますが、苦味が苦手な人は皮を使わない作り方がお勧めです。
また外国産のオレンジは皮の農薬が、安全かどうか気になる場合、実だけで作るのが安心して食べられるのでおすすめです。
【材料】
オレンジ 3個
グラニュー糖 皮をむいたオレンジの30%
ブランデー 大1
① オレンジの皮をむいて、白い筋も取ります、この時点で計量して砂糖の量を計算します。
② オレンジはざく切りにして、ホーローの鍋に入れて、オレンジの上に砂糖を振り掛けます。
③ そのまま15分くらい待つと、汁がたくさん出ます。
④ 弱火にかけて、オレンジが柔らかくなるまでコトコト煮ます。
⑤ オレンジが柔らかくなり、木べらで崩れるようになったら、混ぜながら強火にして煮詰めていきます。
へらで混ぜたときにそこが見えるようになったら火を止めます
⑥ ブランデーを入れて、余熱で混ぜます。
⑦ 清潔な瓶にいれ冷まします。
甘すぎる場合や、甘さが足りない場合は砂糖を足して甘さを調整してください。
砂糖の量が多いと、長く保存できますが、こちらは少ないので、早めに使い切ってください。
まとめ
日本で食べるオレンジは、数種類ありますが、どれも温度が高くて湿気が多い環境には弱い果物です。
夏場は特に傷みやすいので、冷蔵保存して早めに食べるようにしましょう。
冷凍保存するときは、すこし面倒ですが、皮をむいて薄皮までむいて冷凍保存します。
スムージーなどにもすぐ使うことができますので、おすすめの保存方法です。