妊娠中の水分補給にはポカリや麦茶がおすすめ!目安量やおすすめ飲み物11選

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妊娠中は喉が渇きやすかったり代謝が良くなり汗をかきやすくなるため、こまめな水分補給が大切です。

しかし、妊娠中に摂取するものは食べ物と同様に飲料水もお腹の赤ちゃんに影響します。

もちろん、アルコールやカフェインは控えるべきものですが、他にはどんなことに気をつけて飲料水選ぶべきか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、妊娠中の水分補給におすすめの飲料水の紹介や控えるべき飲み物、また水分補給の大切さや飲む目安量などを紹介します。

今回のポイントは下記の4つです。

妊娠中の水分補給の重要性とは

妊娠中の飲料水の取り方や目安量

おすすめはポカリに麦茶!妊娠中のおすすめ飲料11選

避けた方が良い飲み物とは

妊娠中は手足が浮腫みやすくなるため体内の老廃物を排出させるためには、適度な水分補給は必要です。

しかし、冷たいものを飲みすぎて身体を冷やしてしまったり、お腹を壊しては本末転倒ですよね。

どんな飲み物をどのように飲めば良いのか、是非参考にしてみて下さいね。

目次

妊娠中の水分補給の重要性とは

妊娠中は分泌されるホルモンの影響で汗が沢山出たり、喉が乾くため水分補給が必要です。

また、妊娠をするとお腹の赤ちゃんへ栄養や酸素を送り届けるために血液量が増えます。

血液の約9割が水分でできているため、妊娠中の水分補給はとても大切なこと。

さらに、赤ちゃんがお腹の中で育つためには羊水が必要不可欠。羊水もまた血液から作られているのです。

妊娠中に水分不足になってしまうと…

  • 羊水不足
  • 便秘
  • 血液の循環が悪くなる
  • 赤ちゃんへの栄養や酸素補給不足

ママの身体と赤ちゃんが元気にお腹の中で育つためには水分補給はとても重要なのです。

しかし、闇雲に水分を摂るのも問題。

冷たい物や甘い飲料水、カフェインやアルコールなどは決して良いものとは言えません。

妊娠に適した飲物をしっかりと飲むことが大切ですね。

妊娠中の飲料水の取り方や目安量

妊娠中の水分補給は大切ですが、暑い夏の妊婦さんは暑さでついつい冷たい飲み物を摂ってしまいがち。

冷たい物は身体を冷やしてしまう上にお腹も壊してしまいがち。冷えは妊婦にとって大敵!

身体を冷やさず適量を飲むことが大切です。

妊娠をすると羊水を作ったりお腹の赤ちゃんに栄養を届けるために血液量が増えます。

妊婦さんにとって水分は絶対不可欠な物。

もし、水分が不足をするとドロドロとした血液になり老廃物が体内に蓄積されます。

すると、手足がむくんだり血の循環が悪くなってしまうのです。

お腹の赤ちゃんへ十分に栄養や酸素が送られなくなってしまうためしっかりとした水分補給を心掛けましょう。

妊婦さんは1日に2リットルの水分補給が必要

人間の身体は約7割が水分でできています。

一般的には1日に1.5リットルほどの水分が必要とされています。妊娠中は血液量が増えるため、1日に2リットルほどの量が必要です。

こまめに水分を摂るようにしましょう

一度に多くの量を飲むのではなく、こまめに飲むよう心掛けましょう。

特に夏の妊婦さんは脱水に気をつけて、喉が渇いていなくても水分をとるようにして下さい。

また、悪阻で吐いてしまうことで水分不足になってしまうこともあります。

悪阻で食べられなくてもしっかりと水分は補給しましょう。

就寝時はたっぷりと汗をかくため、夜寝る前や朝起きた時は必ず飲むよう心掛けて下さい。

おすすめはポカリに麦茶!妊娠中におすすめ飲料11選

妊娠中にママが口にするものは、血液になり胎盤を通じてお腹の赤ちゃんへ。

食べ物だけでなく、もちろん飲み物も影響します。妊娠中は、アルコールやカフェインは控えるべきですが、どんな飲み物を飲んだら良いか悩んでしまいますよね。

そこで、妊娠中におすすめの飲料11選を紹介します。

  • 麦茶

麦茶は、ノンカフェインでミネラルや食物繊維が豊富なお茶です。

赤ちゃんでも飲める飲み物なので、もちろん妊婦さんにもオススメ。

しかし、純粋な麦茶なら良いのですが、最近は他の茶葉とブレンドされた麦茶も販売されています。

例えば、ハトムギの入った麦茶には要注意。ハトムギは、子宮を収縮する作用があるので妊婦さんは控えて下さいね。

参考:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品の安全性・有効性情報 ハトムギ」より

  • ポカリスウェット

ポカリスウェットは、人間の身体の水分に近い成分で作られているイオンバランス飲料です。

また、糖分も含まれているので低血糖予防にもオススメ。

酷い悪阻で何も食べられない際や食べても吐いてしまう時は脱水を防ぐためにもポカリスウェットは良いでしょう。

ポカリスウェットのホームページでも妊娠中や授乳中のママへの安全性を確認することが出来ます。

ポカリスウェットホームページ よくあるQ&Aより引用

「妊娠中や授乳中にご利用いただいて不都合な成分は使用していません。安心してご利用下さい」

但し、糖分が多く含まれているため飲み過ぎには注意が必要です。

  • ルイボスティー

健康や美容に良いとされるルイボスティーは妊婦さんにオススメの飲み物です。

ルイボスティーは、渋みがなくさっぱりとまろやかな味わい。

ビタミン、ミネラルが豊富で貧血予防や免疫力アップにも良いとされています。

妊娠すると分泌されるホルモンの影響で匂いや味が敏感に。ルイボスティーはクセのないお茶なので妊娠中にはピッタリのお茶です。

  • たんぽぽ茶、たんぽぽコーヒー

ノンカフェインのたんぽぽ茶は、たんぽぽの根を使った香ばしいお茶です。その香ばしさからたんぽぽコーヒーとも言われています。妊婦さんにとって冷えは大敵です。たんぽぽ茶は血液の流れを良くして身体をポカポカと温めてくれる作用があります。手足の冷たい冷え性な妊婦さんには特にオススメ。また、便秘解消効果があったり母乳にも良いとされるお茶なので、産後も飲み続けられますよ。

  • 小豆茶

小豆は昔から健康食材とされています。小豆の外皮にサポニンが含まれており鉄分や葉酸が豊富です。

妊娠をすると、血液量が増えるのにヘモグロビンは変わらないため貧血に悩まされる妊婦さんも。

小豆には鉄分が豊富に含まれていますし、お腹の赤ちゃんの成長に欠かせない葉酸も豊富です。

また、産後の肥立ちにも良いとされていますので妊娠中から出産後の水分補給にいかがでしょうか。

  • 妊娠中に飲めるハーブティー

ハーブティーは香りや風味も良く、リラックス効果や美肌効果もあり妊娠中にもオススメです。

しかし、ハーブには妊娠中に飲んではいけない物もあります。飲む前にしっかりと確認してから飲むようにしましょう。

〈妊娠中に飲めるおすすめのハーブティー〉

  • ローズヒップティー
  • ハイビスカスティー
  • ジンジャーティー

他にも安産ティーとして知られるラズベリーリーフティーがありますが、こちらには子宮収縮作用があるため妊娠8ヶ月以降から飲むのがオススメ。

妊娠初期や中期の期間は飲まないようにして下さい。

  • カフェインレスコーヒー

その名の通りカフェインの入っていないコーヒーです。

妊娠する前はコーヒーが好きで毎日のように飲んでいた人も多いでしょう。

コーヒーの独特の香りは癒されますよね。しかし、妊娠中の過剰なカフェイン摂取は赤ちゃんの成長に害を及ぼします。

妊娠中はカフェインレスコーヒーを飲むようにしましょう。

  • 炭酸水

炭酸水は砂糖や塩分が入っていなく、純粋な水と炭酸の入ったお水なのでカロリーもフリーです。

炭酸飲料は砂糖や添加物、カフェインが入っている物が多いのでなるべく控えるようにして下さい。

炭酸水は、悪阻で口の中が気持ち悪い時にシュワっと爽快にさせてくれるのでオススメですよ。

  • 白湯

白湯は身体を温めてくれるため妊娠中の水分補給にピッタリの飲み物です。

白湯はアーユルヴェーダや東洋医学でもデトックス効果や身体を温める作用があるとされています。

朝起きた時にゆっくりと飲むのがオススメ。

また、白湯にレモン果汁を入れて飲むとスッキリとして美味しく飲めますよ。

  • ホットミルク

妊娠中はカルシウムも不足しますので牛乳はオススメです。

しかし、冷たい牛乳は身体を冷やすので温めて飲むホットミルクが良いでしょう。

蜂蜜やきな粉を入れてアレンジすると又美味しいですよ。牛乳が苦手な方にはホット豆乳も良いでしょう。

  • スムージー

野菜やフルーツが沢山入ったスムージーは、悪阻で食べることが困難な妊婦さんにオススメです。

野菜やフルーツに含まれる栄養素を手軽にとることができます。

しかし冷たいスムージーを飲んでばかりいては身体を冷やしてしまうので注意が必要です。

スムージーに使う野菜やフルーツも出来るだけ身体を冷やさない物を選ぶようにしましょう。

避けた方が良い飲み物とは

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これまでは妊娠中にオススメの飲み物を紹介しましたが、妊娠中には避けた方が良い飲み物も紹介します。下記のものに気をつけて飲む物を選んで下さいね。

  • アルコール

アルコールは、胎盤を通してお腹の赤ちゃんへ移行されます。

お腹の赤ちゃんの臓器は未熟でアルコールを分解することが出来ずそのまま吸収をされてしまうのです。

妊娠中にアルコールを摂取すると「胎児性アルコール症候群」のリスクが高まります。

生まれてくる赤ちゃんの体重が低体重だったり奇形が現れたりするので、妊娠中のアルコールは絶対に控えて下さい。

  • カフェイン

カフェインは妊娠中に過剰に摂取した場合、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼすリスクが高まります。

カフェインもアルコールと同様に胎盤を通じてお腹の赤ちゃんへ移行されてしまうのです。

流産や早産のリスクも高まるため、なるべく控えるよう心掛けましょう。

  • 一部のハーブティー

ハーブティーの中には、子宮を収縮する作用がありますし中にはカフェインが入っているものも。

妊娠中に下記のようなハーブティーは避けるようにして下さいね。

  • カモミールティー
  • ジャスミンティー
  • ハトムギ
  • ベニバナ
  • セントジョーンズワートティー
  • 冷たい飲み物

妊娠中は体温も高くなるため冷たい飲み物を飲みたくなりがち。

しかし、妊娠中の冷えはお腹を壊したりお腹の張りを招くものとなり得ます。

夏の暑さの厳しい日には氷系のアイスや氷が沢山入った飲み物を飲みすぎないように注意をして下さいね。

まとめ

妊娠中にママが飲む物は血液になり胎盤を通じてお腹の赤ちゃんへ移行されます。

これまで何気なく飲んでいたものが赤ちゃんの成長の妨げになることもあるのです。

また、特に夏の暑い時期にお腹の大きい妊婦さんは、暑さで冷たい物が欲したくなりがち。

しかし、お腹の赤ちゃんや母体のためにも麦茶やポカリなど身体に良い物も飲むよう心掛けて下さいね。

妊娠中は何かと我慢することも多いですが、飲み物を色々変えてみたりアレンジして楽しんでみて下さいね。