妊娠初期にはいくつかの初期症状があります。
その初期症状はメジャーなつわりからマイナーな鼻血まであります。
妊娠初期に鼻血が出る妊婦さんは結構多いようです。
突然、特に理由なく鼻血が出ると不安に感じてしまいますよね。
今回は妊娠中の鼻血についてご紹介します。
- 妊娠初期の11つの症状と7つのマイナー症状
- 妊娠初期に鼻血3つの原因
- 妊初期の鼻血による胎児への影響と危険な鼻血の3つの目安
- 正しい鼻血の止め方3ステップとしてはいけないこと3つ
- 鼻血予防と対策3つとしたいこと2つ
妊娠初期は流産する可能性が高く、些細なことでもとても不安に感じるもの。
妊娠初期の症状の一つである鼻血について知ることで、妊娠初期の不安を少しでも解消していきましょう。
目次
妊娠初期の11つの症状

妊娠初期は妊娠に気づく妊娠4~5週から、15週までの妊娠2カ月~4ヶ月のことを指します。
では妊娠初期にはどういった症状があるのでしょうか?
- 生理が遅れる
- 基礎体温の高温期が続く
- つわり
- 眠気
- 倦怠感
- 下腹部痛や腰痛
- おりものの変化
- 下痢あるいは便秘
- 味覚の変化
- 嗅覚の敏感化
- 鼻炎になる
妊娠初期には実に多くの症状があります。
妊娠初期症状は、妊娠検査薬で反応が出る前の妊娠超初期でも起こることがあります。
また妊娠初期症状は風邪に似ていることから、知らずに風邪薬を服用してしまうことがあるかもしれません。
妊娠中、特に妊娠初期の薬の服用は、胎児に影響が出る可能性もあるので注意が必要ですね。
上記にあげた妊娠初期の症状はメジャーなものです。
この他にも多くの症状があります。
妊娠初期の7つのマイナー症状

妊娠初期の症状は人それぞれです。
マイナーな症状にはどんなものがあるのでしょうか?
- 鼻血
- 頭痛
- 足のむくみ
- 手足のしびれ
- 痔
- 皮膚の掻痒感
- 不眠
妊娠中によく聞く症状以外に、上記のような症状を起こす妊婦さんも少なくありません。
あまり聞かない症状だと、何かの病気なのかと心配してしまいますよね。
しかし初期症状には個人差があるので安心してください。
こんな症状もあるんだと認識するだけでも気持ちが楽になるかもしれません。
あまりにも症状が酷くて不安な方は担当医に相談するといいですよ。妊娠初期の症状なので問題ないと言われることがあるはずです。
関連記事⇒生理前子宮がチクチクする!これは妊娠初期症状?原因と5つの対処法
妊娠初期の鼻血3つの原因

妊娠初期に鼻血がでるという症状はマイナーな症状の1つではありますが、その中でも経験者は多いようです。
では、なぜ妊娠初期に鼻血がでるのでしょうか?
- 体内の循環血液量が増加するため
- 血小板の減少
- ホルモンバランスの変化
妊娠すると、体内では妊娠に合わせて変化をしていきます。
たとえば妊娠初期から体内の血液はどんどん増加。
通常体内を循環している血液は体重の1/12L程ですが、妊娠すると1.5倍になります。
また心臓から送り出される血液量も増加し、妊娠前と比べると1.3~1.5倍になります。
体内の血液量は増加していますが、血液は薄まっているということですね。
このように赤血球が減少するため、妊娠中は貧血になりやすくなるのです。
また減少するのは血小板も同じです。
血小板は血を止める役割があります。
普通は出血しても血小板の働きによってかさぶたとなり止血できます。
ですが血小板が減少する妊娠中は止血効果がダウンしている状態なのです。
そのため怪我をして出血したり、鼻血が出たりすると、血が止まりにくくなってしまうことも。
鼻血が止まらないときの対処方法は後述しますね。
妊娠中に鼻血が出る原因としてもう1つ考えられることは、ホルモンバランスの変化です。
妊娠を継続させるために体内ではホルモンのバランスも変化します。
このホルモンバランスが鼻の粘膜を柔らかくしてしまうのです。
妊娠してから歯磨きするときに歯ぐきから出血しやすくなるのもこのホルモンバランスによることがあります。
上記3つの要因から、妊娠中は鼻血が出やすいといわれています。
妊娠初期の鼻血による胎児への影響は?

妊娠初期に鼻血がでると、胎児に何かしら影響があるのではないかと不安になるものです。
では鼻血がでると、お腹の赤ちゃんにはどんな影響があるのでしょうか?
基本的には鼻血がでても胎児に影響を及ぼすことはありません。
ですが以下の時には注意が必要です。
- 出血量が多い
- 長時間鼻血が止まらない
この2つに当てはまるときは貧血を起こす可能性や、あるいは他の病気が隠れている可能性があります。
症状がひどい場合は、医療機関に受診することをおすすめします。
鼻血でも病院に行くべき3つの目安

鼻血が少量出たとしても基本的には問題はありませんが、下記に当てはまる場合は、産婦人科あるいは妊娠していることを告げて耳鼻科にかかると良いでしょう。
- 一日に何度も鼻血がでる
- 鼻血が15分以上止まらない
- 鼻血が出ている時に、それ以外の症状(頭痛やめまいなど)がある
鼻血が出たら、出血時の時間や大体の出血量を覚えておくと、医師に相談したときに判断材料として役立つはずです。
鼻血の正しい止め方と、してはいけない3つのこと

鼻血が出た時にはティッシュを詰める方が多いようですが、実はその鼻血の止め方は良くないって知っていましたか?
正しい鼻血の止め方を是非マスターしましょう。
- 鼻血が出たら、ティッシュで鼻の穴あたりを軽く押さえる
- 鼻筋の上の方を指でつまむようにして圧迫止血する
- 鼻血が止まるまで椅子に座るか、上体を起こして横になる
止血できるまでは安静にして、なかなか鼻血が止まらない場合は、医療機関に受診しましょう。
鼻血が出た時にしてはいけないこと
鼻血が出たときにしてはいけないことが3つあります。
意外と知られていないことなので、無意識にやってしまっている方が多いかもしれません。
- 鼻の穴にティッシュなどを詰める
- 上を向く
- 首をトントンたたく
鼻血が出た時にティッシュを鼻の穴の中に詰めると、ティッシュを取る時にかさぶたが一緒に取れてしまったり、デリケートな鼻の粘膜を更に傷つけてしまったりします。
また鼻血が出た時に上を向くと鼻血が喉の方へと流れてしまいます。
つい鼻血を止めようと上を向いてしまいがちですが、注意しましょう。
安静にしようと横になっても上を向くことになるので、横になる時は上体を起こして横になりましょう。
また昔ながらの方法の一つに首の後ろ辺りをトントンたたく方法がありますが、効果はありません。
とにかく安静にすることが大切です。
妊娠初期の鼻血予防・対策3つ

妊娠中に鼻血が頻繁に出ると、胎児に影響はなくても煩わしいものですよね。
できるだけ鼻血が出ないように予防や対策をしましょう。
鼻血予防3つ
- 鼻をかむ時は勢いをつけずに優しくかむ
- 鼻を触らない
- 鼻をほじらない
鼻血対策3つ
- ティッシュを持ち歩く
- ウェットティッシュを持ち歩く
- ごみ袋を持ち歩く
鼻血が出ることは予測できません。
いつ出ても慌てないように、ティッシュを必ず持ち歩くようにしましょう。
また血がついたティッシュの処理に困らないようにごみ袋も一緒に持ちましょう。
中身が見えない黒色のエチケット袋がオススメです。
また出先で鼻血が出た時に、お手洗いなどの水場が近くにないこともあります。
鼻から垂れた鼻血や手に付いてしまった鼻血をキレイにふき取れるようにウェットティッシュを持っていると便利です。
妊娠中の頻繁に鼻血が出る時にしたい2つのこと

妊娠中、頻繁に鼻血が出る時は、貧血予防も一緒に行いましょう。
また粘膜が傷ついて鼻血を繰り返していることもあるので、粘膜を強くするような成分も一緒にとることをオススメします。
- 貧血予防として鉄分を積極的にとる
- 粘膜を強くするためにビタミンを積極的に取る
産婦人科で相談して鉄剤を処方してもらいましょう。
貧血という程ではないときは、サプリメントで補うのもオススメです。
食事面では鉄分を多く含む、ほうれん草、小松菜、牛モモ肉、ヒレ肉などの赤身部分、カツオなどを食べるのがいいでしょう。
もちろんレバーにも鉄分を多く含みますが、妊娠初期はビタミンAの過剰摂取による胎児奇形のリスクから食べる量に注意して上手く活用してください。
粘膜を強くするにはビタミンが効果的です。
ビタミンB2 やビタミンB6を積極的にとりましょう。バナナやカツオ、卵などに豊富に含まれています。
マルチビタミンというようなサプリメントを活用するのも賢い方法です。
サプリメントを活用する時には上記同様ビタミンAの摂取量には十分に注意してくださいね。
関連記事⇒妊娠初期の貧血に注意!原因や症状と先輩ママに学ぶおすすめの食べ物6選
まとめ

妊娠初期に鼻血が出るのは妊娠中の症状としてよくあることです。
妊娠中は血液量が増えること、粘膜が柔らかくなることが鼻血の原因として挙げられます。
妊娠中に鼻血が出ても胎児への影響はとくにありません。
過度に心配する必要はありませんが、鼻血が一日に何度も出る、長時間止まらないというようなことがあれば、産婦人科や耳鼻科に掛かりましょう。
鼻血が出た時には鼻筋を軽く圧迫し、鼻血が止まるまでは安静にして過ごしましょう。
鼻血が頻繁に出る時には貧血予防として鉄分を、粘膜強化のためにビタミンを積極的に取るようにしましょう。