妊婦はベーコンを食べちゃダメ?妊娠中のベーコンの栄養素や影響と3つの注意点

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妊娠中は食べるものや飲むものに気を使う方が多いですよね。

お腹の赤ちゃんが健康に元気よく生まれてくるためには、妊婦さんの普段の食生活はとても重要になってきます。

あまり神経質になりすぎるのも良くありませんが、あとあとあの時食べたあれがいけなかったのかも・・・と後悔するよりもできれば危険な食材は避けておきたいもの。

その中で、妊娠中にベーコンは食べても大丈夫なのでしょうか。

答えを先に述べると、ベーコンは妊婦が食べてはいけないということはありません。

正しい食べ方で適量であれば、ベーコンは妊娠初期から中期、妊娠後期まで食べることができます。

ベーコンは豚などの肉の塩漬けを燻製にしたもので、塩気がきいてスモーキーでとても美味しい保存食。

そんなベーコンには妊婦に嬉しい栄養素も5つ含まれています。

  • アラキドン酸
  • カルノシン
  • ロイシン
  • カルニチン
  • ビタミンB1

妊娠中にもとても良い栄養素です。

そう聞けば妊婦さんもベーコンを食べて栄養補給したいですね。

しかし、妊婦がベーコンを食べる時には3つの注意点があります。

  • 食べ過ぎない
  • よく火を通す
  • 添加物に注意する

妊娠中はベーコンを食べる時、この3つの注意点を守って食べるようにしましょう。

今回は妊娠中のベーコンの正しい食べ方と注意点について解説をしています。

参考にしてください!

目次

妊婦にも効果あり!妊娠中のベーコンの栄養素

先に触れたように、ベーコンは妊娠中の妊婦さんも、妊娠初期から妊娠後期まで、時期に関係なく食べることができます。

また、つわりで食事が中々喉を通らなかった時も、お肉は無理でも良く焼いたベーコンは食べられた。というママも少なくはありません。

そんなベーコンには妊婦さんに嬉しい栄養素が5つあります。

・アラキドン酸

アラキドン酸とはベーコンの脂質に含まれている脂肪酸のことです。

記憶力や集中力をアップさせるなど、脳の神経細胞を生まれやすくする効果があります。

脳を活性化して頭がはっきりするので、妊娠中でぼーっとしてしまいがちな時に有効な栄養素です。

・カルノシン

カルノシンは体内の疲労物質である乳酸を中和してくれるので疲れを感じにくくなります。

また活性酸素を抑制し、老化防止にも効果的。

妊娠中は体調の変化やお腹の重さなどから疲れやすくなっています。

疲れにくくしてくれるカルノシンは妊婦にも嬉しい栄養素ですね。

・ロイシン

ロイシンには精神を安定させリラックスした気分になる効果があります。

体の痛みなどの身体的ストレスも感じにくくなります。

妊娠中で腰が痛いなどのマイナートラブルがあり気分が沈みがちな人にはもってこいの栄養素ですね。

・カルニチン

カルニチンはスポーツトレーニングの際にとても役立つ栄養素です。

筋肉痛を和らげたり、脂肪の燃焼も促してくれます。

ダイエットにもとても効果的な栄養素。

妊娠中は体重管理をして安産を目指したいので、ダイエット効果のあるベーコンは妊婦さんにも良い食材ですね。

・ビタミンB1

ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変える働きがあります。

体が疲れやすくなるのを防いだり、カルニチンの働きも助けて体力の工場に役立ちます。

妊娠中は疲れやすかったり、体力が落ちてしまいがちなので便利な栄養素です。

また、妊娠中は必要な栄養素が多く栄養不足はお腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼしかねません。

食べ過ぎはダメ!妊婦がベーコンを食べるときの注意点

妊婦に嬉しい栄養素の含まれたベーコンですが、妊婦がベーコンを食べるときは注意点が3つあります。

・食べ過ぎない

ベーコンには塩分が多く含まれているので、食べすぎると塩分の摂りすぎになってしまいます。

妊娠中は塩分を摂り過ぎるとむくんだり、妊娠高血圧症候群になるリスクが高まります。

するとお腹の赤ちゃんにも悪い影響が出てしまうことに。

ベーコンはその塩気が美味しさの金目ですが、妊婦にとっては塩分が多すぎるので注意が必要です。

その他ベーコン以外にも塩分の強い食べ物は食べ過ぎない方が良いでしょう。

関連記事⇒妊娠高血圧症候群とは?原因や症状と治療方法、4つの予防策

・よく火を通す

ベーコンは燻製なので火が通っていますが、生ベーコンという生の状態のベーコンも販売されています。

こちらのベーコンは妊婦が食べる場合はよく火を通してください、

妊婦は生肉を食べることはいけないとされています。

それは、生肉にはトキソプラズマなどの寄生虫が潜んでいることがあるため。

妊婦が生肉などを食べてトキソプラズマなどに感染した場合、胎児に悪い影響が出ることがわかっています。

こういったことから妊婦は生のものは控えるべきなのです。

一方燻製のベーコンも、手作りの場合は生焼けに仕上がることがあります。

燻製も生でも、妊娠中にベーコンを食べる時はよく火を通してください。

関連記事⇒妊婦は焼肉を食べちゃダメ?妊娠中の焼き肉4つの注意点と胎児への影響

・添加物に注意する

市販されているベーコンには、日持ちさせるためや発色をよくするために様々な添加物が入っています。

着色料や、防腐剤、防カビ剤や、酸化防止剤などが添加物に当たります。

添加物は薬品なので、大量に摂取すれば人体にも悪い影響を与える可能性があります。

つまり添加物は妊娠する前から控えた方が良いですが、妊婦は特に注意が必要。

妊娠中に添加物を摂り過ぎると胎児に障害や悪い影響が出ることもあります。

成分表を見て添加物の少ないベーコンを選ぶか、燻製機があるようなら自分で作るようにしましょう。

関連記事⇒妊娠中の添加物は気にしすぎなくていい?妊婦の添加物、胎児への影響

妊婦にも必要な栄養の入ったベーコン!妊娠中は注意点を守って食べよう

ベーコンは妊婦にも嬉しい効果のある栄養素が5つも含まれていることがわかりましたね。

  • アラキドン酸
  • カルノシン
  • ロイシン
  • カルニチン
  • ビタミンB1

これらの栄養素は妊婦にも嬉しい効果をもたらしてくれます。

しかし妊婦がベーコンを食べる時は3つの注意点がありました。

  • 食べ過ぎない
  • よく火を通す
  • 添加物に注意する

この注意点を守って調理すれば、ベーコンも妊娠中に食べるといいものといえるでしょう。

他の食材と組み合わせたりして栄養のバランスをとりつつ、妊娠中もベーコンを美味しくべましょう♪