妊娠したいのに出来ないカップルって、どのくらいいるのでしょうか。
ちょっと前までは10組に1組くらいの割合、なんて話をよく耳にしましたが、それはもう昔の話。
今では5組に1組くらいの割合だとも言われています。
体は健康だし、妊活に対しても積極的なほうなのに・・・
どうして私たちが・・・
どうしてすぐ妊娠できる人と、出来ない人がいるのでしょうか。
また、1日も早く妊娠するために何か出来る事はないのでしょうか。
目次
どうして妊娠できないの?子供ができない理由をおしえて!
結婚して妊活をすれば、すぐに妊娠なんて出来るだろう。
そう思ってはいませんか。
確かに、すぐ妊娠できる人はいます。
でも、中にはいくら頑張っても妊娠できない人だっているのです。
妊娠できない理由のうち大半を占めるのが、原因不明です。
原因不明と言われたって、妊娠を諦めたくないですよね。
では妊娠するためにはどうすればいいのでしょうか。
まずは現在の生活習慣から妊娠できない理由が隠されていないか考えてみましょう。
妊娠できない人の考えられる要因は?
「妊娠したいのにできない…」
「もう妊娠できる気がしない…」
妊娠できない理由が原因不明ともなれば、ますます不安になりますよね。
明確な原因はまだ分からなくても、考えられる要因はあるはずです。
生活習慣からみた場合、以下の点があげられます。
規則正しい生活が送れていない
女性の社会進出などの理由により、仕事が忙しかったり、共働きだったりすると、どうしても生活が乱れがち。
家計のことも考えると、今すぐ共働きはやめられない、というご家庭が多いかと思います。
生活習慣の中でも、特に食事の時間や睡眠時間が一定でないということが、不妊の理由として大きな存在を示しています。
例えば夜遅くまで働いて帰ってきて、朝なかなか起きられず朝ご飯を食べなかったり、夜ごはんを作るのが面倒だから外食ばかりだったり、偏食というのも妊娠出来ない大きな要因です。
不規則な生活と言うのは、自分自身の体が不調になるだけでなく、赤ちゃんを迎える環境としても良くないんですね。
まずは体調をしっかりと整え、健康的な体を手に入れることが妊娠への第一歩なわけです。
アルコールと煙草がやめられない
朝起きたらまず煙草、コーヒーと煙草は最強タッグ!というように、始めるとなかなか止められない煙草。
そして、毎日飲まないといられない、飲みながらじゃないと寝られない、飲むと病みつきになってしまうアルコール。
これら嗜好品を毎日楽しんでいるという人は、本当に危険です。
妊娠したいと思っているのなら、煙草は健康によくないですし、お酒も適量を心がけてほしいもの。
特に煙草は、体全体もそうですが、卵巣や子宮への血流を悪くしてしまう原因になります。
その結果、妊娠しにくくなるだけでなく、生理不順にもつながってしまうのです。
もちろん、妊娠を望んでいるなら男性にも頑張ってほしいものです。
というのも、どんなに女性が気をつけていても、男性が吸っていると、副流煙を吸ってしまう可能性が高くなるからです。
体を冷やしている
冷たい飲み物や食べ物が好きだったり、夏と言えばクーラーが必須だと言う人は、要注意です。
冷えは女性の美容の天敵ともいいますが、実は子宮や卵巣と言った妊娠するための臓器にも悪影響を及ぼします。
卵子を健康な状態で保つために、私たちの体の中では、妊娠に必要な栄養や酸素を運ぶための血管が張り巡らされています。
血管が通り、しっかりと血流が巡っているということは、体が冷えていないということ。
体を冷やしてしまうと血管が収縮して血流が少なくなり、卵巣の機能が低下してしまいます。
そうなるとホルモンの分泌が乱れてしまい、排卵が上手くいかなかったり、卵巣の老化を早めてしまったりと、女性にとっては悲しい現象が起こってしまします。
ストレスを溜めてしまう
ストレスが体に良くないことは誰もがご存知でしょう。
この世の中を生きていてストレスから完全に解放されることなんて、そうないですよね。
しかし、これが妊娠したい場合、出来るだけストレスフリーになっていただきたいもの。
男性の場合は、ストレスが原因で精子の数が少なくなることも考えられますので、ストレスは妊活にとって、本当によくないものなのです。
ストレスを完全に取り除くのは難しいですが、夫婦で一緒に出かけたり、自分に合ったストレス発散法を見つたりして、工夫しましょう。
睡眠をきちんと取るだけでもストレス対策になるので、効果的です。
以上のように、身近な生活習慣が積もり積もって不妊という結果を生み出しているのかもしれませんね。
妊娠できない人の特徴は?こんな共通点があった!
妊娠しにくい体を自分自身で作ってしまっているという悲しい現状は理解できましたが・・・
実はそんな妊娠しにくい人たちには、3つの共通点が存在したんです。
あなたにも共通することがあるかも?
一緒に見て行きましょう。
共通点① 冷え症
妊娠しにくい人の中で、1番多いと言っても過言ではない共通点は、ずばり冷え症の人です。
先述したように、体が冷えてしまと妊娠しにくくなります。
特に女性は男性に比べると血管が細く、筋肉量も少ないので、元々体が冷えやすい特徴があります。
体の冷えは、女性ホルモンのバランスを崩してしまう原因にもなるので要注意。
手首や足首には大きな血管が通っているので、ちょっと温めるだけでもかなり違います。よかったら試してみてくださいね。
共通点② 生理周期が不規則
一般的に生理周期というのは、25日~38日と言われています。
あくまでも個人差がありますので、上記の周期に合っていないからと言って、不安にならなくても大丈夫ですよ。
とは言え、毎月ちゃんと生理が来ていないと、卵子の力が弱まっていたり、排卵が起こっていなかったり、子宮内膜がきちんと成長していなかったり、結果的に不妊につながると言われています。
それに、生理が毎月決まったタイミングで来ないということは、排卵日の特定も困難であるということ。
夫婦生活でタイミング法を取るのも難しいですよね。
生理がきちんと来ないときは、何か他の病気が隠れている場合もありますので、不安な方は1度産婦人科を受診されてもいいでしょう。
共通点③ まじめすぎる性格
意外や意外ですが、性格と言うのも不妊と大きな関わりを持っています。
性格が真面目なのはいいことなのですが、逆に完璧でないと気がすまなかったり、ささいなことが気になったりと、ストレスを感じやすい特徴も。
そのため、妊娠についても比べなくていいのに、他人と比べて不安になってしまう場合があります。
これは妊娠すること自体をプレッシャーに感じてしまう、悪い兆候なんです。
強いストレスがかかると、免疫力や自然治癒力を低下させてしまうため、不妊を引き起こす可能性が考えられます。
ストレスを完全に取り除くことは難しいですが、可能であれば気分転換や、ストレス発散できる趣味があるといいですね。
関連記事⇒妊娠したい!不妊治療に成功した先輩ママに学ぶ妊娠出来た方法と3つの妊活方法
妊娠できない理由は、これ!
では、ここからは実際に妊娠出来ない人の主な症例について見ていきましょう。
①排卵障害
ホルモンの異常により、卵子が排卵出来ない状態のこと
②キャッチアップ障害
卵子を卵管に取り込む卵管采という部分がきちんと機能しない状態のこと
③卵管因子
卵管が詰まってしまい、そのせいで卵子が通れない状態のこと
④着床・内膜因子
子宮内膜の異常や内膜を維持していくための黄体の機能に異常がある状態のこと
⑤子宮頸管因子
精子の通り道である子宮頚管の機能に何らかの異常があること
⑥子宮因子
子宮の形が奇形であること
⑦セックスレス
夫婦生活がない状態のこと
⑧免疫因子
女性の体が、入ってきた精子を異物として免疫で攻撃してしまう状態のこと
⑨男性因子
精子の量が少ない、全くのゼロ、精子の運動率が低い状態のこと
⑩原因不明
実は1番多い理由がこれ
不妊の原因が分からずに妊娠を諦める方も多いのです。
いかがでしたか?
ちょっと専門的な言葉ばかりで難しかったかもしれませんが、様々な原因から妊娠できない方が年々増えているのです。
妊娠しやすくなるにはどうしたらいいの?
妊娠しやすい体作りって、生活習慣以外で自分の力で何とかできないものでしょうか。
実は、妊娠いいとされる食べ物や飲み物があることをご存知でしたか?
日常の食事の中に取り入れれば、あなたも妊娠しやすい体に近づけるかも?
では、一緒に見ていきましょう。
妊娠に良いとされる、食べ物・飲み物
妊娠しやすい食べ物・飲み物があるのならば、ぜひ口にしたいと思いますよね。
ここでは妊娠しやすくするために、妊娠に良いとされる食べ物・飲み物を4つの分類で紹介していきます。
まずご紹介したいのは、冷えた体を温める食材です。
1.体を温める食材
前述しましたが、女性は筋肉量が少ないため、冷えを感じやすいのです。
冷えは血流の流れを悪くするので、妊娠を望んでいる方は、体を温める食材をしっかり摂取していきましょう。
体を温める代表的な食材は、以下の通りです。
- にんじん
- ごぼう
- かぼちゃ
- しょうが
- ねぎ
野菜なら根菜類が圧倒的ですね。
また、人間にとって欠かせないたんぱく質もとっても大事です。
2.たんぱく質が豊富な食材
脂質・糖質・たんぱく質は三大栄養素といわれており、体を作るために必要不可欠な栄養素の1つです。
中でもたんぱく質は、筋肉や皮膚、髪やホルモンなど、体の重要な要素を構成しています。
たんぱく質で代表的な食材は、以下の通りです。
- 肉類
- 魚類
- 卵
- 乳製品
- 大豆製品
料理を毎日するのがなかなか大変だと言う人でも、豆腐やチーズならそのまま食べることができるので、おすすめですよ。
3.女性が不足しがちな栄養素を含む食材
続いては、現代の女性に足りないと言われている鉄分・亜鉛・葉酸です。
「鉄分」は、毎月生理がある女性にとって、とても不足しやすい成分です。
日常的に摂取したい栄養素でもあります。
鉄分が入っていることで有名なのは、
- 豚肉
- 牛肉
など、動物性食品に含まれています。
もちろん、植物性食品にも含まれているのですが、動物性食品の方が、より体に吸収されやすいことが分かっています。
もし植物性食品で鉄分を摂取する場合は、ビタミンCやたんぱく質と一緒に食べると、吸収率がぐんとアップしますよ。
「亜鉛」は、女性ホルモンの分泌を促します。
男性にいい栄養成分のイメージもありますが、女性の皆さんにも積極的に摂取してほしい栄養分なんです。
亜鉛が多く含まれている食品は、以下の通りです。
- カキ
- 牛肉
- レバー
- かに
- そら豆
もう一つは「葉酸」です。
葉酸は、妊娠初期に起こる可能性のある胎児の神経管閉鎖障害を予防してくれる栄養素なんです。
厚生労働省からも葉酸の摂取を進められているほど、妊活中や妊娠中の女性におすすめの栄養素です。
葉酸が多く含まれているのは、
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 菜の花
- モロヘイヤ
などの緑の野菜です。
他にも、
- ライチ
- アボカド
- いちご
などといった果物にも多く含まれています。
さらに、ビタミンB12と一緒に摂取することによって、より吸収率がアップするんですよ。
4.抗酸化作用のある食材
4つ目は、卵子の老化を防ぐと言われている栄養分、カロテン・ビタミンC・ビタミンEです。
女性の卵子は私たちが年齢を重ねるのと同じように歳を取ります。
歳を取ることによって、卵子は年々受精しにくくなってしまうのです。
これを防ぐためには、抗酸化作用のあるカロテン・ビタミンC・ビタミンEの摂取が効果的!
「カロテン」は、
- かぼちゃ
- にんじん
などに多く含まれます。
「ビタミンC」は、
- アセロラ
- グレープフルーツ
- ブロッコリー
などの食材に含まれます。
「ビタミンE」は、
- ナッツ
- 油脂類
に含まれています。
5.女性特有の悩みを改善する温かい飲み物
飲み物で言うと、やはり冷たいものよりは温かい飲み物がおすすめ。
中でも「 ルイボスティー」は、健康と美容に良いとされています。
多くの女性の悩みである、美肌、むくみ、ダイエット、便秘、生理痛などにも効果が期待でき、世の女性から多くの支持を集めています。
さらに、ルイボスティーには卵子の質を上げ、排卵周期を安定させる働きがあります。
子宮内膜を強く、着床しやすい状態にもしてくれるんですよ。
関連記事⇒ルイボスティーが妊活に効果的は嘘・ホント?6つの効能と副作用、飲み方
もう一つおすすめな飲み物は、授乳中にもいいとされる「たんぽぽ茶」です。
たんぽぽ茶には、葉酸が含まれています。
上記でも触れたように、葉酸は妊娠を控える女性や妊婦の強い味方。
産婦人科に行くと、積極的に摂取してほしいと言われるくらいの栄養分なんです。
さらに、たんぽぽ茶はノンカフェインなので、赤ちゃんができたときの影響も心配ありません。
子宮内の血液循環を改善し、卵胞の発達を助ける力もあるのです。
最後にご紹介したいのが、「黒豆茶」です。
ダイエットにいいと話題になったのは記憶に新しいところですが、黒豆茶に含まれる大豆には、イソフラボンが含まれており、女性ホルモンの働きをサポートしてくれる効果があるのです。
また、黒豆茶には便秘解消や血流を良くする効果も期待できるので、女性にはもってこいのお茶だと言えるでしょう。
いかがでしたか。
妊娠しやすい体作りに必要な栄養素って結構たくさんあるんですね。
とはいえ、これら全てを食材や飲み物から摂取するのは難しいですよね。
そんな時はサプリメントなどを上手に使い、必要な栄養素をしっかりと補っていきましょう。
関連記事⇒夫婦で妊活 妊活サプリだってリンクコーデしよう!妊活サプリで摂れる栄養素と男女兼用オススメ妊活サプリ4選
妊娠によくないとされる、食べ物、飲み物
さて、上記で妊娠しやすい体作りに良い食べ物と飲み物を紹介してきましたが、ここでは妊娠したい女性には控えていただきたい食べ物や飲み物を紹介していきます。
1.コーヒー、紅茶はNG
まず気をつけていただきたいのが、カフェインを多く含む「コーヒー」や「紅茶」などです。
コーヒーも紅茶も、どちらも温かくして飲むことができるので、体を温める飲み物の仲間に思えますが、実はカフェインが多く含まれているので、どんなに温かくしていても、体が冷えてしまう飲み物なんです。
妊娠したいと考えている人は、カフェインの摂取には気をつけるようにしましょう。
2.果物、夏野菜はNG
次に気をつけていただきたいのが、「果物」や生野菜等の「夏野菜」です。
中でもスイカ、ナス、キュウリなどは体を冷やす代表格でもあります。
上記の野菜は口当たりがよく、夏の暑い時期にも食べやすいのですが、妊娠を望んでいるときは気をつけなくてはいけませんね。
3.ナチュラルチーズはNG
3つ目は、殺菌されていないナチュラルチーズ類です。
ナチュラルチーズはピザチーズとしても使われることが多く、好きな人は本当に好きですよね。
しかし、ナチュラルチーズにはリステリアという細菌が潜んでいることがあるんです。
残念なことに、ナチュラルチーズを食べてリステリアが体内に入ると、子宮や胎盤にくっついてしまって不妊症になりやすくなると言われています。
同じチーズでも加熱殺菌しているプロセスチーズなら大丈夫ですので、チーズをチョイスする際には気をつけましょう。
4.マーガリン(トランス脂肪酸含む)はNG
最後に、最近話題になっているトランス脂肪酸を含む食品についてです。
トランス脂肪酸は日常的にも控えたいものですが、特に排卵に影響を及ぼす可能性があるのです。
海外では安全性が疑問視されており、トランス脂肪酸を含む食品の使用を禁止している国もあるほど脅威なんですが、日本ではまだ規制されていないのが事実です。
マーガリンや加工食品などを気にせず食べていると、とっても危険!
妊娠を望んでいるのであれば、加工食品を選ぶときに注意してみてくださいね。
妊娠しやすくするためには、運動するべき!
生活習慣や食生活の改善で妊娠しやすくする方法を見てきましたが、他にも何かできないかな?なんて考えてはいませんか。
そんな妊活に積極的なあなたにおすすめしたいのが、適度な運動です。
妊娠しやすい体作りにするためには、
- 体の代謝を高める
- 激しい運動はしない
- 無理なく自分のペースで継続的に
以上3つのポイントを抑える必要があります。
オフィスワークなどで普段全く運動をしないという方は、これを機にちょっとした運動を日常で取り入れてみませんか。
紹介するのは、誰にでもできる簡単な運動ばかりですので、時間がある時にぜひともチャレンジしてみてくださいね。
妊娠しやすい体作りに良い運動とは?
具体的にどんな運動が良いのでしょうか。おすすめの運動を紹介します。
妊娠しやすい体作りに良い運動は以下の通りです。
- ウォーキング
- エアー縄跳び
- エアロビクス
- ピラティス
- ヨガ
- エアロバイク
まず、妊娠しやすい体を作るのに1番おすすめしたい運動は「ウォーキング」です。
歩くという動作は、意外と体の筋肉をしっかりと使っているもの。
例えば、歩いているときは無意識のうちにふくらはぎの筋肉を使っているので、血液循環を促してくれるのです。
この血液の循環こそが大きなポイントで、循環が良くなることによって、体があたたまり、冷え性の改善にも効果的なんです。
血液の循環が良くなると、より健康的な体になりますね。
また、ウォーキングをしているときは必然的に腹式呼吸になりますので、酸素を体内に多く入れることになり、結果的に血液の量が増えるというメリットがあります。
歩くと足の裏が刺激されて新陳代謝がよくなったり、歩いているうちに景色も変わるので気分転換になったりもします。
ウォーキングはストレス発散にも効果的で、気持ちを明るくさせてくれます。
とはいえ、ウォーキングとなると、家から出なければなりませんよね。
あまり運動しているところを人に見られたくなかったり、雨が降っていたりすると、ウォーキングが出来ない場合もあります。
そんな時は家で出来る運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。
家でもできる妊娠しやすい運動の1つに、エアー縄跳びなどはいかがでしょうか。
縄跳びをしているふりをすればいいだけなので、縄跳びは必要ありません。
1分間に100回くらいを目標に、1セット2,000回が目標です。
また、エアロビクスもおすすめです。
今はダイエットブームなので、エアロビクスのDVDなどがたくさん出回っていますよね。
それを利用しない手はありません。
まわりの目を気にしないで気軽にできるのも、嬉しいところです。
エアロビクスが激しくて苦手、なんて方にはピラティスはいかがでしょうか。
ピラティスはインナーマッスルを鍛える運動として、注目を浴びていますよね。
家で空いた時間に出来ますし、始めるために必要なものもありません。
同じようにヨガも、準備するものがなく気軽に1人で始められるおすすめの運動です。
また、ちょっと道具は必要になりますが、エアロバイクはいかがでしょうか。
エアロバイクとは室内でこぐ、その場から動かない運動用の自転車です。
こぎながらテレビを見たりできるので、ながら運動としてもやりやすいのがポイントです。
妊娠しやすい体を作るために自分で出来ること
運動以外にも、妊娠しやすい体作りとして出来ることがあります。
それは、「深呼吸」です。
実は深呼吸は妊娠しやすい体作りに良いとされています。
深呼吸をすると、体の中のガスが交換され、細胞の動きも活発になります。
気分をリフレッシュするのためにもいいですよね。
また、美容にもいいとされる「半身浴」や「マッサージ」もおすすめです。
実は、半身浴を30分するだけで100キロカロリーも消費するというデータも出ているんですよ。
半身浴で脂肪を燃やしながら汗をくことで、老廃物が体の外に出てくるので、お肌もきれいになります。
さらに、半身浴しながらマッサージをすると、より体の巡りが良くなり、リラックス効果も期待できます。
1日も早く妊娠したい!そんなあなたに妊活をおすすめします。
妊娠しやすい体作りを頑張っても、目に見えた効果が分からないので、不安になりますよね。
そんな時には、本格的な「妊活」に取り組んでみませんか。
ここでは妊活の基本的なやり方を紹介します。
妊娠を意識し始めたら基礎体温をつけよう
基礎体温ってご存知でしょうか。
基礎体温というのは、寝置き直後の、体が安静な状態の時の体温のこと。
実は妊活の基本の基となるもので、これをしっかりと把握しておくと、あなたの体のことが色々と分かるようになるんですよ。
決まった時間に体温を毎日測ることによって、基礎体温の表が完成します。
このとき注意したいのが、ちょっとでも体を動かしてしまうと、体温が上昇してしまい、正しい体温を測ることが出来ないことです。
寝起き直後に測れるよう、枕元に基礎体温計を置いておき、目が覚めたらすぐに測るようにしましょう。
生理から排卵までは基礎体温が低い低温期、排卵後から生理までが高温期というように、体温が時期によって分かれるのが理想的な基礎体温です。
関連記事⇒妊娠しやすい時期っていつ?計算方法と妊娠確率をアップさせるタイミング
なかなか妊娠できないあなたは、勇気を出して産婦人科へ
どんな理由であっても、内科や外科などと違って行くのにはちょっと勇気がいる産婦人科。
しかし、妊娠を望んでいてもなかなか妊娠できないのであれば、真っ先に産婦人科に行くべきです。
私も最初に産婦人科に行く時は、ものすごく緊張したことを今でも覚えています。
そんな産婦人科なんですが、実は受診の際のベストなタイミングがあるんです。
もしもあなたが行きたい産婦人科を見つけたら、まずは電話で問い合わせてみることをおすすめします。
産婦人科によっては、「生理の○日目にいらしてください」とか、「いつでもいいので早めに来てください」なんて言われることがあります。
病院やあなたの生理サイクルによって行くタイミングが変わってきますので、注意しましょう。
産婦人科に行く際の注意
初めて産婦人科に行く際には、保険証以外に必要なものやあると便利なものがあります。
それは、
- ここ最近の生理周期の分かるもの(3カ月分くらい)
- 基礎体温表(こちらも3カ月分くらい)
- おりものシートや生理用ナプキン(内診の際、まれに出血してしまう可能性があるため)
- 他の病院からの紹介状や検査結果(もしあれば)
などなど。
基礎体温を付けたことがないという方はなくても大丈夫です。
また、受診する際の服装は、着替えやすい服装が1番です。
内診台に乗るので、スカートがおすすめですね。
ストッキングやタイツは着脱に時間がかかりますので、控えた方がいいかもしれません。
まとめ
妊娠したいと思っても、思うだけではなかなかできない妊娠。
また、結婚して妊娠なんてすぐできると思っていても、うまくいかない場合も多いですよね。
妊娠したくてもできない人は、年々増えている現状があります。
妊娠できない理由は人それぞれですが、残念なことに原因不明という理由が1番多いんです。
「すぐ妊娠する人と何が違うの?」
「なぜ子供ができないのか分からない…」
と疑問に思っている人は、普段の生活習慣や食事、運動について一度考えてみてくださいね。
それでも妊娠できないと不安に思ったら、産婦人科に相談して本格的な「妊活」に取り組んでみてはいかがでしょうか。
産婦人科に行くことで妊娠できる確率が上がるのは確かですし、健康的な生活や食生活を見直すことで、健康的で妊娠しやすい体に近づけることは間違いありません。
今すぐ産婦人科に行く勇気がないという方は、まずは生活習慣の改善から始めて、夫婦2人のペースで妊娠について向き合ってみましょう。