赤ちゃんの水分補給はいつから?新生児が母乳以外を飲む時期と3つの注意点

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赤ちゃんっておっぱいやミルクしか飲まないけど、きちんと栄養は足りているの?

それだけで水分補給はできているの?と心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お母さんのおっぱいやミルクは特に栄養豊富で、赤ちゃん達はお母さんのおっぱいによる免疫で風邪などの病気から守られているのです。

おっぱいやミルクだけでもぐんぐんと成長するのは、それだけ栄養がたくさん含まれているから。

しかし、中には様々な疑問点を抱いている方も多いですね。

  • 赤ちゃんは水分不足にならないの?
  • 母乳以外を飲ませるのはいつ頃が良い?
  • 注意する事はある?

今回は赤ちゃんの水分補給についてまとめています。

お悩みのお父さん、お母さんは是非参考になさってくださいね♪

目次

赤ちゃんは母乳やミルクだけで水分は足りているの?

離乳食を始めるまでの赤ちゃんは、基本的にお母さんのおっぱいやミルクを飲んでいる印象がありますが、それだけで水分はしっかりと補えているのでしょうか?

水や麦茶などは与えなくても大丈夫なの?などとちょっとした事でも心配になってしまいますよね。

離乳食前までは母乳やミルクだけでも問題ない!

実は、赤ちゃんはお母さんのおっぱいやミルクだけでもしっかりと栄養、水分を補う事ができているのです。

お母さんがしっかりと自分自身の食事で栄養をしっかりと取っていれば、その栄養がおっぱいを通じて赤ちゃんの栄養になります。

ミルクで育児をしている方も心配はありません。

現代の粉ミルクはとても栄養価が高く、より母乳に近いミルクをあげたいというお母さん達の要望に応えてラクトフェリンやDHAなどと言った、母乳に含まれる成分を含んでいるミルクも多く存在します。

しっかりとミルクを飲めているのであれば、水分不足も心配はありません。

離乳食前までは、おっぱいやミルク以外の水分補給などは特に必要はないです。

麦茶や白湯など離乳食前に飲んでもOK

おっぱいやミルク以外を飲ませる必要はありませんが、決して飲んではいけないという訳でもありません。

もちろん、離乳食を始める前に白湯や麦茶は飲んでも大丈夫です。

特に夏場などは赤ちゃんもたくさん汗をかきます。

心配な場合には、哺乳瓶で白湯を飲ませるのも良いでしょう。

麦茶を飲ませるのは生後一ヶ月頃からがオススメです。

しかし、白湯や麦茶を飲ませすぎると、お腹がいっぱいになりおっぱいやミルクを飲めなくなる事もありますので、たくさん飲ませないようにしましょう。

おっぱいやミルクをしっかりと飲んでいれば、脱水症状などの危険性はほとんどありませんので安心してくださいね。

離乳食と一緒に飲ませるのがオススメ

口をモグモグさせたり、食べるものを目で追ったり、食べる事に興味を持ち始めたら離乳食開始のサインとも言われています。

だいたい5~6ヶ月頃が離乳食開始時期です。

その時期に合わせて麦茶や白湯などを一緒に与え始めるとスムーズに飲めるようになりますよ。

離乳食と一緒に少しずつ慣れさせて

それまでおっぱいやミルクしか飲んでいない場合は、どうしてもそれ以外の味はなかなか受付けてくれない事もあります。

口に入れてもベッと吐き出したり、飲み込んでくれない事も。

離乳食をしっかりと食べられるようになれば、お茶も少しずつ飲めるようになってきますよ。

私も長女は離乳食と一緒にお茶を与えるようにしました。

最初は気持ち悪かったのか、口にいれてすぐに全部吐き出していましたが、だんだんと上手に飲んでくれるようになりましたよ。

お茶を飲めるようになると外出先でも随分と便利になります。

ご飯を食べると喉も渇く

私達大人もそうですが、ご飯を食べる時にはお茶は必要ですよね。

赤ちゃんもおっぱいやミルクだけでなく、離乳食を食べ始めるとお茶などの飲み物を必要とします。

少しずつ大人と同じ生活リズムに変えていきましょう。

慣れてくると自分で欲しがるように

離乳食やお茶などの飲み物に慣れると、自分でお茶を指さしたり、しっかりと自分の欲しいものを意思表示し始めます。

食べ物や飲み物に興味を示す事、食べたい!飲みたい!という意欲が沸くという事はとても大切な事です。

様々な工夫をして子どもに興味を持たせるようにする事もとても重要になってきます。

注意すべき3つのポイント

おっぱいやミルク以外の物を与える時にはどんな事に注意する必要があるのでしょうか?

そこまで神経質になる必要はないのですが、最低限の注意ポイントをお伝えします。

今回はポイントを3つに分けてお話していきますね。

初めて飲ませる時には少しずつ

離乳食にも当てはまるのですが、初めて与えるものは少量ずつが基本です。

基本的に小さじ一杯、アレルギー反応が心配されるものはそれよりも少ない量。

麦茶なども同様に考えてください。

今まで飲んだことのないものを、いきなり多く与えられるとお腹を壊してしまう心配もあります。

少量与えて問題がないようであれば、翌日から少しずつ量を増やしていくようにしましょう。

水出しのお茶は要注意!

消化器官の未発達の赤ちゃんに、水出しのお茶を与えるのはオススメできません。

水道水の中にはカルキや雑菌が残っている場合もあります。

私たち大人には問題がなくても、赤ちゃんの胃腸にはかなりの負担になってしまうのです。

煮出しの麦茶を白湯で薄めるか、赤ちゃん用の麦茶を与えるようにしましょう。

赤ちゃんはカフェインレスのお茶を

中でもオススメなのが、赤ちゃん用のカフェインレスの麦茶です。

特に紙パックのものは外出先への持ち運びも便利なので、私もよく利用していました。

消化器官が未発達な赤ちゃんにとってカフェインは刺激が強いので、カフェインを含むお茶などを飲むことによって、嘔吐をしてしまったり、寝つきが悪くなるといった症状があらわれることがあります。

まとめ

赤ちゃんは少しずつ私たち大人と同じ生活にシフトチェンジしていきますが、なかなか初めての物を与えるタイミングは難しいものです。

不安になる気持ちもとてもよくわかりますが、勇気を出して与えてみる事も大切。

意外と赤ちゃんはすんなり受け入れてくれる事も多いですよ。

私たち大人が感じているよりも、赤ちゃんはものすごいスピードで成長をしています。

食生活だけでなく、遊びなどもいろいろな事を経験させてあげましょう。

参考資料

「ひよこクラブ特別編集 最新 月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科」

「森永乳業 妊娠・育児情報サイト はぐくみ」