妊婦はコンビニ食を食べちゃダメ?妊娠中のコンビニご飯の注意点と4つのポイント

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今や食品から日用雑貨まで揃い、店頭も多く便利なコンビニ。

手軽な上、低価格で美味しいお弁当が手に入るので、妊娠中にお世話になる妊婦さんも多いでしょう。

妊娠初期はつわりに悩まされて、料理が困難なときなども重宝します。

とはいえ、添加物やカロリーなどが心配なのも事実。

今回はそんな妊婦さんに向けて妊娠中のコンビニ弁当に関する注意点や食品の選び方をまとめてみました。

  • コンビニ食は妊娠中に食べても問題ない?
  • つわりの時や食事が作れない時は無理せず利用
  • 妊婦さんが注意するべきコンビニ食
  • 妊娠中のコンビニ食の選び方

目次

コンビニ食は妊娠中に食べても問題ない?

近年のコンビニの商品は多種にわたる食品や、新商品の発売も多く、年々味も美味しくなってきています。

アーティストや有名シェフが監修して作ったという、話題性のとんだコンビニ弁当も期間限定で発売したり。

ですが、手軽で美味しい分、味付けが濃い場合や添加物が入っている点が気になりますよね。

確かにコンビニの食品は手作りのご飯に比べて心配な点が多いですが、妊娠中に1つの食品を大量に摂取したり、毎日のようにコンビニのご飯を食べるといったことがなければ、あまり過剰に心配することはありません。

妊娠中の外食に関しても同じことが言えます。

自身の体調や栄養バランスなどを考えながら、コンビニで購入する食品を選びましょう。

つわりの時や食事が作れない時は無理せず利用

妊娠初期から起こるつわりの時期は、食べ物を食べる事はおろか、作るのも一苦労。

調理中の食材の匂いなどで吐き気を催してしまう事もあるでしょう。

そんな中、無理やりご飯を作って体調を悪くする必要はありません。

食品にあまり接したくはないつわりの時期は、手軽に出来合いの食品を買えるコンビニの利用はおすすめです。

確かに、妊娠中毎日のようにコンビニ食を摂取するのは健康面で問題がありますが、つわりという限られた時期の間にたまに利用する位であれば過剰に心配することはありません。

また、コンビニ食全てが妊娠中適さないというわけではありませんので、数ある食品の中から、カロリーや表示を見比べて選ぶことが重要です。

つわりの期間以外でも妊娠中は体調不良になりがちですので、台所に立てないときや食事を簡単に済ませたいときは、是非利用したいですね。

妊婦さんが注意するべきコンビニご飯

洋食のお弁当(ハンバーグやドリア、パスタなど)は、美味しいですが味が濃い上にカロリーが高いため、妊娠中にはあまりお勧めできません。

塩分の高い食事はむくみを引き起こしますし、過剰摂取は妊娠高血圧症となる恐れがあります。

高カロリーの食品の摂取は体重増加に繋がりやすいので太りやすい妊婦さんは注意が必要です。

レジ前に並んでいるホットスナック類も、会計中につい追加購入してしまいがちですが、揚げ物が多く高カロリーの為、主食と合わせてカロリーオーバーしないように注意しましょう。

時々で食べる分には問題ありませんが、三食や毎日摂取することは控える方が良いです。

もし食べるならランチ時にしましょう。

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また、パン類に関してはマーガリンやショートニングを含むものも好ましくありません。

マーガリンやショートニングにはトランス脂肪酸が含まれています。

このトランス脂肪酸の摂取量が多いと、心臓疾患の原因になる他、悪玉コレステロールを増加させることが知られています。

また、トランス脂肪酸は胎盤を通じ赤ちゃんに届いてしまう為、妊婦さんも注意が必要です。

日本ではトランス脂肪酸の平均摂取の値がWHOの勧告する1.0%以下の0.3~0.6%であるため、規制は行われておりません。

トランス脂肪酸を低減する取り組みを行っている企業もありますが、気になる方は控えましょう。

妊娠中のコンビニ食の選び方

最近のコンビニ食品は品揃えが充実していますよね。

コンビニ弁当だけでも常に数種類ラインナップさせています。

上記で妊婦さんがコンビニ食品を食べても問題ないということがわかりましたが、その中でも妊娠中に食べるなら、どういったものを選ぶと良いと思いますか?

妊婦さんへお勧めのメニューを以下で解説します。

・おかずが多い豪華な定食系の弁当より、シンプルなお弁当を

メインのおかず、野菜、スパゲッティ、フルーツなど、一皿で様々な食品が摂れる定食のようなお弁当は満足度が高く、様々な食品が摂取できるので良いと思われますよね。

しかしどうしてもカロリーが高くなりがちです。

しらすの釜揚げ弁当や鳥そぼろ弁当など、主食とおかずがシンプルなお弁当は比較的カロリーも低く味付けもやさしいので、妊娠中に選ぶコンビニご飯としておすすめ。

野菜の量が少ないため、お弁当とは別にコンビニサラダを購入すると良いでしょう。

ただし生野菜は妊娠中はやや控えめにしていただきたい一品。

最近は温野菜サラダなども販売しているので、可能な限り野菜に火の通ったものを選ぶようにしましょう。

・蕎麦、そうめん

付属している薬味も野菜が主ですし、添加物が少なく栄養的にも安心できます。

さっぱりとした後味でつわりでも食べやすいです。

ただし、人によってはネギの後味で気持ち悪くなってしまう方もいるため、その場合は薬味を避けた方がいいでしょう。

いかがでしたか?

妊娠中のコンビニ食は、選び方に注意すれば過剰に心配することはありません。

ですが、食事は日々欠かせない事。

やはり一番は、添加物も少なく、味付けも調節できる手作りの食事です。

妊娠中の食事は、便利なコンビニに頼り過ぎないように気を付けましょう。