妊婦はマッサージチェアを使っちゃダメ?妊娠中の効果や影響と5つの注意点

スポンサードリンク

妊娠中は身体が変わっていくことから、むくみが気になったり、肩こりや腰痛が悪化したりしませんか?

そのような時、マッサージチェアを使いたいですよね。

でも妊婦がマッサージチェアを使っていいの?使う際の注意点は?

このように疑問を感じる妊婦さんは少なくはありません。

今回は、妊娠中の正しいマッサージチェアの使い方と注意点について解説をしていきます。

参考にしてください♪

目次

妊娠中の妊婦はマッサージチェアを使っても大丈夫?

妊娠中のマッサージチェアの使用は正しい使用方法であれば、利用しても大丈夫です。

妊娠初期から中期、妊娠後期までマッサージチェアやマッサージ機を使う事が出来ると言われています。

ただし、腰に負担をかける使い方では、お腹の張りにつながることや腰痛が悪化することもあるので注意しましょう。

妊婦がマッサージチェアを使用すると何らかの悪影響が起きるというのを頻繁に聞きますが、医学的根拠はありませんから心配しないでください。

また、『マッサージチェアを使ってしまった』と心配になる妊婦さんも多いですが、あくまで医学的根拠はありません。

しかしながら、胎児の発達や母体に問題がある場合は医師に一度相談するようにしましょう。

また、妊娠初期であっても後期であっても妊娠期間中は神経質すぎるくらいで構いません。

マッサージチェアを使ってしまって心配な方は、一度主治医に相談をするようにしましょう。

関連記事

妊娠高血圧症候群とは?原因や症状と治療方法、4つの予防策

妊娠中のマッサージチェアは赤ちゃんに影響がある?

マッサージチェアを使用したからといって、胎児への影響はないので安心してください。

マッサージを抑えてストレスを招く方が赤ちゃんには良くありません。

ただしなるべく弱い力で行うようにしましょう。

またマッサージチェアを利用しても凝りや痛みが改善しない時には、産婦人科や整形外科などで相談してみてください。

更に、過去に流産したことのある人や胎児の発達のトラブル、母体に何らかの問題のある人は控えましょう。

心配な方は必ず、主治医に相談をしてから使用することをおすすめします。

臨月にマッサージチェアを使うと出産が早まる?マッサージ機は使って大丈夫?

臨月にマッサージチェアを使用すると、揺れがあるので陣痛が来るのでは?と心配される方もいるでしょう。

しかし正しい使用方法でのマッサージチェアを使用する分には陣痛へつながるリスクは少ないので、安心して使用してください。

妊娠中のマッサージチア4つの注意点

1.間違った使用法をしないようにしましょう(使用説明書に妊婦の使用を禁止しているマッサージチェアのご使用はお止めください)

2.長時間の使用は避けましょう。

3.体調が悪化したりした場合にはすぐに使用を中止してくださいね。

4.お腹を刺激しないよう振動は強めにしないようにしましょう(腹部圧迫は避けるべきです)

フットマッサージ機は使ってよい?

最近のマッサージチェアは肩・腰のみでなく、脚マッサージもセットになっているものが多いですね。

また足だけ独立で行える、レッグリフレというものも人気があります。

こういった足全体を包み込みながら刺激するフットマッサージ機は血行促進や内臓機能の強化に向いています。

そのためふくらはぎや足先のむくみには最適です。

しかし中には妊娠には不向きなツボもうっかり刺激してしまう可能性も。

念のため生産期 (37週~)に入るまで使用は止めておくべきでしょう。

マッサージチェア以外の妊婦のマッサージはどうなの?

妊婦のマッサージにはオイルマッサージやアロマエステ、通常のエステサロンでのエステや指圧や整体などがありますが、妊婦のマッサージを行っているマッサージ店は限られています。

医療機関やクリニックなどでの妊婦のマッサージを行っている所をチェックして行った方が良いでしょう。

妊婦のフットマッサージはして大丈夫?

足裏には体中のツボが所せましと潜んでいます。

その中には子宮収縮を促すツボも。

足裏マッサージを受ける場合には、念のため妊娠中ということを知らせた方が良いですね。

お腹の痛みやハリがあるのであれば直ちにストップしてもらいましょう。

通う際は安定期を過ぎてから、一度医師へ確認を取ってからにすると安心ですよ。

関連記事

妊婦は足つぼマッサージをしちゃダメ?妊娠中の足ツボの影響と3つのポイント

妊娠中の足のむくみが気になるなら

安定期に入り、妊娠中期を経過してしまうと妊婦が気になりだすのが足などのむくみですよね。

妊婦さんはただでさえ足に負担がかかります。

マッサージチェアやレッグリフレを使いたいけど、使用するのはほんの少し不安・・・だという方に次にあげるむくみ改善法を実施してみてはどうですか。

  • 着圧ソックスを履いて寝てみましょう。
  • 湯銭に5~10分程度浸かってみましょう。(足湯もお勧めです)
  • 食事のバランスを見直しましょう。
  • 長時間の同じ体制でいることは避けましょう。
  • 就寝の際には足を高くして寝ましょう。

妊娠中は血液量が増え、子宮が大きくなり血管を圧迫することで血液の循環を妨げてしまいます。

するとふくらはぎや太もも、更に足の甲までむくみが出る場合が。

体内の水分量が多くなり、蓄積していくと浮腫んでくるのです。

手でふくらはぎなどを押してみると、戻らない事も。

むくみがあるからといって、必ずしも赤ちゃんへ影響を及ぼすということではありませんが、妊娠高血圧症候群などの病気にかかるリスクもありますので、なるべく解決していくことが大切なのです。

関連記事

妊婦のむくみ解消方法7選〜妊娠中の辛いむくみを改善する対策方法

妊娠中のマッサージ機を上手く活用して出産に備えましょう!

妊娠中は子宮が大きくなることから痛みや肩こり、浮腫みというような良くない事が起きるものです。

独りでマッサージを始める際には、妊婦マッサージを実施している医療機関などからの指導通りに実践しましょう。

独りよがりにマッサージを開始するということは子宮に刺激をあたえてしまう危険がありえますから、お控えいただいた方が良いです。

気に掛かっている事があれば、病院での検診時に先生に相談して、助産師外来の時に助産師さんにアドバイスを求めてみることも良いでしょう。

マッサージチェアやマッサージを効率よく利用して、浮腫や疲労を改善し、健やかな赤ちゃんを産むことを目標に、準備しておくように心掛けましょう。