明を使った名前25選~明の意味や由来と読み方を徹底解説!

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目次

「明」という漢字について

字画数:八画
音読み:めい、みょう
訓読み:あか(るい)、あか(るむ)、あか(らむ)、あき(らか)、あ(ける)、あ(く)、あ(くる)、あ(かす)

「明」の意味や由来や成り立ちと特徴

「明」は、「月」「窓」の、2つの絵から生まれた漢字です。

窓から室内に月光が差し込む様子を描いたことから「明るい」という意味になりました。

光の量が多く明るいことを表すのが基本ですが、この「明」は使い勝手がよいのか様々な意味へと派生してゆきました。

「明るい表情」「明るい性格」「明るい未来」などの‘元気な性格や未来’を表したもの。

「夜が明ける」などの‘陽が昇ること’を表すもの。

「飲み明かす」などの‘何かをしている間に朝になっていた’という様子を表すもの。

「年が明ける」などのように‘ある期間が終わって新しい期間が始まること’を表すもの。

さらには、

「明白」「鮮明」「表明」などの‘はっきりさせること’。

「聡明」「明敏」など‘賢くよく知っていること’。

「失明」「目が明く」などの視力に関係することまで言い表されるようになりました。

成り立ちには「月」と「窓」ではなく「月」と「太陽」だとする説もありますが、昔の「明」は窓を表す「冏」が左側に置かれていたこともあり、やはり「窓」と「月」の組み合わせが有力視されています。

暗い中にこそ光は必要とされるのですね。

そして、暗いという漢字にも様々な意味があります。

光のない闇、夜。

そして暗い状況、暗い気持ち、絶望。

突然の災害などで家や大切な家族を失った時には言葉にできないほどの暗い気持ちになりますね。

かつて阪神淡路大震災を経験した人の手記を読んだことがありますが、何人かが同じようなことを書いていた事象がありました。

それは、「街を燃やしている炎が美しかった」。

震災当時、神戸はどこかの戦場かと見間違うほどの悲惨な状況でした。

テレビをつければ建物はなく、ただ瓦礫が広がっているだけ。

その広大な瓦礫の上を何本もの炎の柱が燃やすものはないかと探しているように移動していました。

移動というのはおかしな表現ですが、まるで炎が意志を持っているかのように延焼していたのです。

その炎に家屋の下敷きになった家族が飲み込まれ、助けることも叶わずに、振り返らずに逃げてきた。

そして気がつくと夜になっていて、暗闇の中。

走ってきた方を振り返り家があったところを見ると、まだ消えずに燃え盛っている炎、炎。

家族を飲み込んだ憎い炎ですが、なぜかそれを見て不思議と「美しい」と感じたのだそうです。

闇を明るく照らす炎に安心感を覚えたのでしょう。

炎を見て、止まっていた感情が一気に溢れ出し、その日、初めて涙を流したのだそうです。

「明」を使った熟語

究明

意味:真相、真理を徹底的につきつめて追究すること。

釈明

意味:自分の考えを説明して誤解を解くこと。

明暗

意味:明るいことと暗いこと。

また幸と不幸の比喩表現にも使われる。

賢明

意味:賢く、先を見据えて適切に判断できること。

文明

意味:人智が進んで、精神的・物質的に豊かになること。

判明

意味:物事がはっきりして明らかになること。

議長声明

意味:国際会議などで決まったことを参加国の総意として議長が発表すること。

虚偽説明

意味:真実とは異なることを説明すること。

「明」の説明の仕方

電話や役所の受付などで名前を伝える際、どういう漢字を書くのか聞かれる時があります。

その場合、どのように説明すればよいのか悩みますよね。

ここではその例を紹介したいと思います。

例えば、あなたの名前が明子(あきこ)だとします。

・「あきこのあきは、明るいの明です」

これは簡単ですね。

「明」はいろんな言葉に使われています。

自分が説明しやすいように例をいくつか考えておくとよいですね。

「明」を使った名前の有名人・芸能人

柄本 明さん(俳優、コメディアン)
山内 明日さん(女優、タレント)
宝田 明さん(俳優、声優、タレント、司会者)
光枝 明彦さん(俳優、声優)
藤岡 正明さん(ミュージシャン、俳優)
唐沢 寿明さん(俳優、声優)
大門 正明さん(俳優、歌手)
栗山 千明さん(女優、タレント、モデル、歌手)
小原 秀明さん(俳優)
松原 千明さん(タレント、女優)
山田 明郷さん(俳優)
永井 秀明さん(昭和期の俳優)

「明」を使った名付け候補

明日美(あすみ)
明日香(あすか)
明希未(あきみ)
明花(はるか)
陽明(ひめ)
明葉(あきは)
明(めい)
胡々明(ここみ)
紗明弥(さあや)
明陽子(みよこ)
真明(まひろ)
実明(みはる)
叶明(かのり)
明津音(あつね)
明奈子(みなこ)
明莉(あかり)
明乎(めいこ)
明穂(あきほ)
小明(こはる)
明歌(めいか)
明知子(みちこ)
明紗陽(あさひ)
明香名(あかな)
明燈(はるひ)
明陽(あさ)

まとめ

「明」の意味は、「明るい」です。

窓から差し込む月光の明るさは、太陽の明るさとは違って穏やかに心を落ち着けるものだったのでしょう。

「明」という字は明るく元気なイメージを感じさせますが、どこか人を和ませるのは「月の光」を重視しているからかもしれません。

誰をも安心させる優しさと元気な明るさを併せ持った素敵な女性になるよう。