妊娠準備はいつからする?検査やサプリと子作り前にするべき15のこと

スポンサードリンク

目次

妊娠準備は計画的に!妊娠したい!と思ったらはじめる15つのこと

「妊活しようと思うけど何からすればいい?」

「計画的に妊娠準備がしたい!」

このような思いをお持ちではありませんか?

妊娠準備は計画的に行うことが重要ですが、やることが多すぎて、いったい何をすればいいのか分からない方もいるはずです。

妊娠準備はいつからするべきかと悩む方もいるでしょう。

あなたが、妊娠を望んでいるのであれば妊娠準備は今すぐ始めるべきです。

今記事では、妊娠を考えたときに絶対に行うべき15のことを紹介します。

15のポイントを実施すれば、妊活から出産まで計画的に物事を進められるでしょう。

計画的に妊娠準備を行うためにも、ぜひ参考にしてください。

1.妊娠できる体作りを行う

妊娠したいと願っても、なかなか思ったように妊娠できないのが現実です。

妊娠したいと思ったら、まずは妊娠しやすい体質つくりに励みましょう。

具体的には、食生活の見直しをしてください。

食事から摂取した栄養が私たちの体を作ります。

また、妊活はパートナーとの共同作業。

女性の性機能にだけ注目されがちですが、男性も質の高い精子をつくるために食事に気をつけなければいけません。

栄養バランスのとれた献立を意識するのはもちろんですが、男女で積極的に摂取する栄養は異なります。

以下の栄養素は積極的にとるようにしてください。

【女性】

・高脂肪乳製品を摂取する

研究で、高脂肪乳製品を週に1回以上摂取する女性は、そうでない女性と比べて、排卵障害による不妊確率が27%も下がると判明しています。

対して、低脂肪乳は排卵障害のリスクを高めるとも明らかになっているのです。

脂肪分の高いヨーグルトなどを食べると良いですね。

・新鮮な果物や野菜

野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維は腸内環境を整える大きな働きをしてくれます。

便秘解消はもちろん、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン分泌量が増えるので、ストレスフリーで妊活に臨めます。

また、体内の老化を防ぐ抗酸化作用もあるので、妊娠確率もアップするでしょう。

【男性】

男性は牡蠣や豚レバーなどに豊富に含まれる亜鉛を摂取するべきです。

亜鉛は精子の運動率を高めます。

男性もまた精子の質を高めるために、抗酸化作用ある食品を摂取すると良いですね。

2.妊娠前に病院に訪れておくと◎

妊活開始前に一度病院に訪れましょう。

医師は、あなたの病歴や家族の病歴、現在の健康状態、服用している薬やサプリを確認します。

妊活・妊娠中に服用すると胎児に悪影響を与える薬があり、もし該当する薬を服用していたら、代わりの薬を処方してくれるでしょう。

薬の成分はすぐに体内に蓄えられるわけではないので、妊活開始前から薬を変えるべきなのです。

さらに、あなたの生活習慣や健康状態を見て、必要に応じてビタミンサプリなどを処方してくれます。

胎児の先天性障害リスクを見分けたり、プレママ自身の健康を守るために必要なので、ぜひ一度産婦人科医などに訪れてください。

3.葉酸摂取を開始して、ビタミンAの摂取量には注意する

厚生労働省や医師は、妊活中から葉酸サプリの摂取を推奨しています。

葉酸とは水溶性ビタミンの一種で、胎児の発育をサポートする、胎児の先天性障害リスクを下げるという重要な働きがあります。

研究でも、妊娠初期に十分な量の葉酸を摂取できていると、神経管閉鎖障害を始めとする各先天性障害のリスクが劇的に下がると判明しているのです。

葉酸摂取が重要となるのは、妊娠の超初期。

しかし、妊娠の兆候が表れないので、妊娠に気づく方は少ないです。

だからこそ、妊活中から葉酸サプリを摂取する必要があります。

葉酸は食品からも摂取できますが、妊娠初期は通常の倍以上を摂取する必要があり、食品から推奨量を摂取するのはほぼ不可能。

遅かれ早かれ、葉酸サプリの服用は必要となるので、確実に妊活中から飲むようにしましょう。

また、ビタミンAの摂取量にも注意してください。

妊婦のビタミンA推奨量は1日当たり2,000IU、上限は5,000IUです。

5,000IUを超える摂取を続けていると、赤ちゃんの先天性障害のリスクが高くなると判明しています。

しかし、緑黄色野菜に含まれているβカロチンならばリスクは低いです。

妊娠中、特に妊娠初期は緑黄色野菜からビタミンAを摂取するようにしましょう。

4.飲酒と喫煙をやめる

喫煙習慣がある方は妊活開始する前に禁煙しましょう。

数多くの研究で、喫煙は流産や低体重児出産、早産などのリスクを高めると判明しています。

さらに、タバコは妊娠の確率を大きく下げてしまいます。

これは男性も同じで、喫煙者の男性の精子は数が少なく、運動率も低いのです。

仮にあなたに喫煙習慣がなくとも、パートナーが喫煙をしていれば、副流煙が胎児や妊娠確率に悪影響を及ぼすと研究で判明しています。

もし喫煙習慣がある場合は、パートナーと一緒に止める、もしくはパートナーにタバコを止めてもらいましょう。

妊活中の飲酒もなるべくなら避けたいところです。

しかし、時にはストレス発散のために飲酒をしたい方もいるでしょう。

妊活中は、適度な飲酒ならば問題ないと言われています。

ただし、妊娠が判明すると飲酒は完全にやめた方がいいです。

例え少量のアルコール摂取でも、胎児に影響を及ぼす可能性はあります。

飲酒原因の妊娠問題は、飲酒をしなければ起きません。

喫煙や飲酒習慣を止めるのは簡単ではありません。

パートナーにも協力してもらい、妊娠中は2人とも飲酒・喫煙しないなど決めると良いでしょう。

5.妊娠前に各種検査は済ませておこう!

スポンサードリンク


妊娠してからでは各種検査を受診するのが難しくなります。

そのため、妊娠前に各種検査や予防接種をすましておきましょう。

クラミジアや梅毒を始めとする性感染症は、妊娠できない原因や流産へとつながることもあります。

さらに、注意しておきたいのが以下の感染症です。

・風疹
・水ぼうそう
・トキソプラズマ

これらの感染症は妊娠中にかかると、赤ちゃんに奇形や先天性障害が発するリスクが高くなります。

多くの方は風疹の予防接種を子どもの頃に受けているはずです。

もし受診していないようならば、妊活開始前に予防接種を受けましょう。

水ぼうそうは日本人の95%が抗体を持っていると言われていますが、一度もかかったことがなければ抗体がありません。

水ぼうそうにかかったことがない人もまた、事前に予防接種を受けると良いですね。

トキソプラズマは一度感染していれば、胎児に影響はないと言われています。

猫のふんや生肉にあるトキソプラズマに経口感染すると発症するので、妊活中は手洗いうがいを徹底し、火の通った食材を口にするようにしましょう。

また、インフルエンザなどの予防接種も早めに済ませておくといいですね。

6.カフェイン量は減らしておいた方がいいかも

多くの医師や専門家は、妊婦もしくは妊活中の人々はカフェインの過剰摂取を避けるべきだとの見解を示しています。

実際に摂取していいカフェイン量は判明していませんが、妊活中は多くとも1日コーヒー3~4杯にとどめておきましょう。

全てではありませんが、いくつかの研究でカフェインの過剰摂取が流産につながると示されています。

妊娠すると、カフェインの摂取は可能な限り避けたいところです。

多くの専門家は1日200ミリグラムまで(コーヒー約1杯分)にとどめるようにアドバイスします。

カフェインには中毒性があり、妊娠してすぐにカフェイン摂取を止めるのは難しいです。

今のうちから、少しずつ計画的に摂取量を減らすのがオススメ。

7.避けるべき食品を知る

感染症予防のために、赤ちゃんの先天性障害リスクを下げるために、妊活中から避けるべき食品がいくつかあります。

まずはリステリア菌を含む恐れのある食品。

通常はリステリア感染症が発症する確率は極めて低いですが、妊娠していると感染リスクが約17倍も高くなるのです。

リステリア感染症にかかると、脳や脊髄に深刻な症状を起こします。

リステリア感染症は食品経由の感染で、以下の食品に菌が含まれる恐れがあります。

・ソフトチーズ
・加工肉
・生またはスモークした魚介類
・テリーヌ
・調理済みサラダ

リステリア菌は70℃以上の加熱で死滅するので、妊活中から火の通った食品を摂取することを心がけましょう。

次に気をつけたい食品が魚です。

魚には、赤ちゃんの脳と目の発達に重要なオメガ3脂肪酸やタンパク質、ビタミンDなどが含まれていますが、同時に有害ともなる水銀も含まれています。

多くの専門家は、妊活・妊娠中の女性は魚を食べるべきだと言っています。

しかし、水銀を多く含む魚は避け、魚の摂取量も定めるべきなのです。

厚生労働省が定めたガイドラインによると、妊娠活動中は1点80グラムの魚を週に1~2回食べてもいいそうです。

ぜひ一度こちらから厚生労働省のガイドブックを確かめてください。

魚は栄養満点で、適量摂取さえ心がければ、いい影響をもたらすので賢く付き合いたいですね。

8.体重管理は妊活中から

体重管理は妊娠後にするべきだと誤解されていますが、妊活中にこそ体重管理を行わなければいけません。

BMIが高くとも、低くとも妊娠する確率は下がってしまいます。

あなたの身長に適したBMI値を目指しましょう。

また、今のうちに健康的な体重にすると妊娠期間中も少しは楽になります。

肥満体型の女性は、妊娠中に様々な問題に悩まされる傾向にあります。

流産や早産のリスクも高まりますが、妊婦高血圧、妊婦糖尿病といった病気の罹患率(りかんりつ)も高まるのです。

そして、痩せている女性は妊娠中に十分な量の体重増加に失敗する可能性が高く、未熟児誕生のリスクが上がります。

健康的な体型で妊娠をスタートさせると、体重管理に大きく悩まされることはなくなり、お腹の中の赤ちゃんも健やかに成長できるのです。

妊活を考え始めたら、健康的な体型作りを意識してください。

9.妊娠から出産までにかかるお金の準備

子どもを持つと、莫大なお金がかかります。

2005年にAIU保険会社が発表した『現代子育て経済考』によると、子ども1人育て上げるのにかかる費用は2,985万円、幼稚園から大学まで私立だと3,703万円もかかるのです。

想像もつかないほどの額ですよね。

とにかく多くのお金が必要となるので、妊娠を考えたら貯金も開始するべきです。

すぐに払うことになるのが、妊娠期間中にかかる費用と出産費用。

マタニティ用品やベビー用品代はもちろん、出産費用は平均50万円もかかるのです。

しかし、出産費用として42万円が贈られ、妊娠検診費も多くの自治体が無料としています。

妊娠の準備として、かかるお金と戻ってくるお金の勉強をするのをオススメします。

幸いにも、日本は様々な制度があるので、妊娠中にかかったお金のほとんどは戻ってくるのです。

また、確定申告をするとまとまったお金が戻ってくる可能性もあります。

知っておかないと制度は利用できないので、妊娠する前に制度の理解を深めておきましょう。

10.歯医者に行く

スポンサードリンク


意外と忘れがちですが、妊娠を計画したら口内ケアに注意しなければいけません。

普段は問題なくとも、妊娠中のホルモン変化により口内トラブルを引き起こす可能性が高くなるのです。

プロゲステロンとエストロゲン値が高くなると、歯肉炎や歯周病が起きたり、歯を磨くもしくは口をゆすいだ時に、歯茎から出血が起きる可能性等が高くなります。

また、妊娠初期と後期は虫奪治療ができないかもしれません。

妊娠する前に、適切な口内ケアができていれば、妊娠後に口内トラブルに遭う可能性は低くなります。

もし過去6か月間に歯医者に行ってなければ、歯医者に訪れ口内チェックや歯石除去を行ってもらいましょう。

11.排卵日を特定する

妊活中には、排卵日の特定に努めなければいけません。

最も妊娠しやすい時期は排卵日の2~3日前。

排卵日当日ではないので要注意。

精子は子宮内で72時間生きられますが、卵子の寿命は約24時間ほど。

つまり、排卵日当日に性交しても精子と卵子が受精できない可能性が高いのです。

そこで、排卵日の2~3日前に性交するのが推奨されているのです。

排卵日の特定のためには、まず排卵の有無を知る必要があります。

そのため、毎日基礎体温を測る習慣をつけましょう。

症状が出ないので気づきませんが、排卵が起きていない人は多いです。

もし排卵が起きていなければ、婦人科を受診してください。

排卵日の特定は、おりものの変化や排卵日予測検査薬などの使用がオススメ。

特に排卵日予測検査薬は、かなり正確に特定してくれるので、排卵日が迫ると使用してみましょう。

12.運動習慣を身に着ける

妊娠するためにも、妊娠期間中に体重が原因のトラブルに遭わないためにも、今のうちから運動習慣を身につけましょう。

最低でも週に3~4回30分以上の運動を行いたいところです。

ウォーキングやスイミングなどがいいですね。

妊活中の方に人気の運動がヨガです。

ヨガはリラクゼーション効果があれば、体が温まる、さらには骨盤矯正で子宮機能向上効果もあります。

ヨガは自宅でもできるので、ぜひ試してみてください。

運動習慣は、妊娠発覚後も続けましょう。

ウェイトトレーニングは難しいかもしれませんが、有酸素運動を続けることは推奨されています。

運動嫌いの方は、すぐに運動習慣を身に着けるのは難しいかもしれません。

まずは、1日10~20分のウォーキングなど軽い運動から始めましょう。

エスカレーターの代わりに階段を使うようにするところから始めても良いですね。

13.働いているプレママは利用できる制度とこれからを考える

働いているプレママは、これから会社とどのように関わっていくのか考える必要があります。

出産後も職場復帰するのかどうか、産休はいつごろに取得する予定なのかは早めに決定しないといけません。

また、働いている方は育児休業手当の申請を忘れずに行いましょう。

育児休業手当を申請すると、育休に入ってから最初の180日間は給料の67%、それ以降は50%も支払われるのです。

職場復帰予定のある方しか申請はできませんが、育休期間中の社会保険料も免除もされるので、忘れずに申請しておきたいところです。

14.パートナーと真剣に話し合う

おそらく、すでにパートナーが赤ちゃんを持つことに同意している人が多いでしょう。

しかし、もう一度だけ真剣に話し合ってみてください。

赤ちゃんが生まれることで未来やパートナーとの関係性、そして人生が大きく変わります。

子どもを持つことを正確にイメージするのは不可能ですが、2人の考えにズレがないことを確認するのは大切です。

子どもを持つにあたって悩みや不安などがあるでしょう。

様々な思いを正直に吐き出し、互いに納得してから妊活に進むべきです。

また、子どもを持つことの良い面だけではなく、大変な面にも目を向けましょう。

寝食惜しんでの育児に耐えられるでしょうか?

パートナーは妊娠中だけではなく、出産後もパートナーの協力をする準備ではできているでしょうか?

収入面に不安はありませんか?

話し合うべき話題は数多くあるはずです。

妊活に進む前に、必ず2人が同じ方向に向いていることを確認しておきましょう。

15.出産したらできないことを楽しむ

最後に紹介するのは、今だからこそしておきたいこと。

赤ちゃんが生まれると生活が激変します。

突如、自分の人生の主役が赤ちゃんになるのです。

最愛の子どもとの生活は、大きな幸福に包まれますが、しばらくはできなくなることも多々あります。

例えば、旅行。

小さな赤ちゃんを連れての旅行は、心身ともに疲弊してしまいます。

赤ちゃんが少し大きくなるまでは、旅行はお預けとなるでしょう。

また、映画館に行くのも難しくなりますよ。

近くに赤ちゃんを世話してくれる親族がいれば別ですが、いなければ数年間はパートナーと一緒に映画館に行けなくなるかもしれません。

できなくなることが多いからこそ、今のうちにパートナーとの2人きりの時間を大切に過ごしてください。

妊娠祈願のために国内外のパワースポット旅行するのも良いですし、話題の映画はとりあえず映画館で観とくのもいいですね。

残念ながら、産後は心身の疲れで仲たがいをする夫婦が多いです。

それを防ぐためにも、今のうちから2人の時間を楽しみ、新たな生活に向けて深い絆作りを行ってください。

まとめ

妊娠を計画したら、数多くのことを準備しないといけません。

準備ごとは大変ですし、妊活中はストレスもつきまといますが、結局は楽しいものです。

生活習慣の改善や健康チェックなどもするべきですが、絶対にして頂きたいのが葉酸サプリ摂取とパートナーとたくさんの思い出を作ること。

たくさん旅行や映画館、美味しいレストランに行って素敵な思い出を作ってください。

そして、お腹の中の赤ちゃんを守るために、今から葉酸サプリの摂取を開始しましょう。