妊娠するといろいろなことが気になりますよね。
食べて良いものダメなもの、薬もむやみに飲めなくなります。
お腹の赤ちゃんのことを考えると影響しそうなものは避けておきたいところ・・・。
妊娠中は自己判断で薬を飲まないほうが良いことはわかりきったことですが、薬用のど飴などの食品はどうしたら良いか迷ってしまいます。
のど飴は喉が痛いときなどに舐めると喉の痛みが緩和するので「薬」の扱いな気もしますね。
しかし、お菓子売り場に市販されているようなのど飴も、妊婦は食べないほうが良いのでしょうか?
実はのど飴には妊婦が食べても問題ないものと注意が必要なものがあります。
のど飴と一言で言っても種類が分かれています。
- 医薬品のど飴
- 医薬部外品のど飴
- 食品のど飴
医薬品のど飴は妊娠中には注意が必要ですが、食品のど飴などお菓子売り場に売っているようなのど飴は妊婦でも問題なく食べられます。
妊婦がのど飴を食べる時には7つの注意点があります。
- 医薬品は自己判断で食べない
- 食べ過ぎない
- 歯を磨く
- ノンカフェインの飴にする
- ハーブの成分に注意する
- キシトールは下痢することも
- 喉が痛い時は医師に相談
今回は妊娠中に食べるのど飴について、詳しく調べてみました。
妊娠前からのど飴を愛好している人や、つわりでよく飴をなめる人にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
参考にしてみてくださいね。
目次
妊娠中ののど飴!どれはよくてどれはダメ?
のどあめには、たくさんの種類があります。
たとえば、梅のど飴、ハーブのど飴、はちみつのど飴、ミントのど飴など……
妊娠中に食べても大丈夫なのど飴は、食品に分類されているものです。
食品に分類されているのど飴は薬の成分が入っていないので、妊婦でも安心して食べることができます。
のど飴は3つのカテゴリーに分かれていて、妊婦が食べて良いもの悪いもののボーダーラインもそのカテゴリー分けに依存します。
のど飴の3つの分類とは以下の通りです。
医薬品のど飴
医薬品のど飴は喉の炎症や痛みを治療する目的のものです。
当然のど飴の成分に薬が含まれています。
妊娠中の方は医師に相談してから服用するという注意書きもあります。
妊娠中に医薬品ののど飴を舐めることは避けましょう。
もし、舐めたい場合は医師か薬剤師に相談してからにしましょう。
医薬部外品のど飴
医薬部外品のど飴は医薬品ほどではないが、薬の成分が入っているのど飴です。
医薬品ほど強い効き目はなく、薬も弱いので用法用量を守っての食べるのなら妊婦でも問題ないでしょう。
しかし、食べ過ぎには注意してください。
食品のど飴
食品のど飴には薬の成分は含まれていません。
妊婦さんでも問題なく食べることができます。
しかし、糖分が入っていたりハーブエキスが微量ですが入っていたりするので食べ過ぎはNGです。
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食べ過ぎはダメ!妊娠中にのど飴を食べるときの7つの注意点
妊娠中は医薬品に分類されているのど飴は避けたほうが無難です。
医薬部外品や食品ののど飴は心配いりません。
とはいえ、妊娠中なのでのど飴を食べる時にも注意点があります。
妊娠中にのど飴を食べる7つの注意点をご紹介します。
1.医薬品は自己判断で食べない
医薬品ののど飴は絶対に食べてはいけないというわけではありません。
どうしても食べたい場合は医師か薬剤師に相談して用法用量を守って食べるようにしましょう。
2.食べ過ぎない
医薬部外品や食品ののど飴でも食べすぎると体によくありません。
糖分やハーブの成分が含まれているためたくさん食べると太りすぎにつながったりします。
また、ハーブの成分には子宮収縮を促す作用があるものもあるので注意が必要です。
3.歯を磨く
のど飴には糖分が含まれているものがほとんどです。
食べてそのままにしておくと虫歯になってしまうことも。
妊娠中は歯がもろくなっているので虫歯になりやすいです。
大きなお腹で歯医者に行くのも大変なので、虫歯予防のためにものど飴を食べたら歯をみがくようにしましょう。
4.ノンカフェインの飴にする
のど飴にはいろいろな味のものがあります。
中には紅茶味といったカフェインを含むものもあります。
妊娠中はカフェインを避けたほうが無難です。
同じのど飴ならカフェインレスのものを選ぶのがオススメです。
5.ハーブの成分に注意する
のど飴には喉をすっきりさせるためにハーブが入っているものもあります。
有名なロッテのど飴にも、かりんエキスの他にハーブが含まれています。
妊娠中は摂取しないほうが良いハーブもあるので注意が必要です。
しかし、一般的なのど飴に含まれるハーブの量はわずかです。
普通に食べる分には問題ないでしょう。
もちろん食べ過ぎはNGです。
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6.キシトールは下痢することも
春日井製薬のキシリクリスタルなど、キシリトールを含むのど飴は多く販売されていますが、
のど飴によく使用されているキシリトールは食べすぎると下痢になることがあります。
妊娠中の下痢はお腹の赤ちゃんへの影響も心配になってしまいますよね。
キシリトール入りののど飴は食べ過ぎに注意が必要です。
7.喉が痛い時は医師に相談
喉が痛くてのど飴を舐めたいときは、産婦人科でも良いのでかかりつけ医に相談してみましょう。
私は妊娠中に風邪で喉を痛めた時に産婦人科でトローチを処方してもらいました。
病院でもらう薬のほうが安心ですし効きも良いですよ。
まとめ ~のど飴にもいろいろある!妊娠中は注意点を守ってのど飴を食べよう~
妊娠中に食べるのど飴は医薬品の分類のものは注意が必要です。
医薬品のど飴は、薬の成分が入っているので妊娠中は自己判断で食べないほうが安心ですね。
食品のど飴は、食べ過ぎなければ問題なく食べることができます。
妊娠中に喉が痛くなってしまったら我慢せずに医師に相談するのも良いですよ。