妊娠中も残業するべき?胎児への影響と妊婦の残業疲れの注意点3ポイント

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妊娠をしても仕事を続けている妊婦さんは多くいます。

しかし、妊娠前に比べ思い通りに体が動かない、仕事がスムーズに進まないという事も多いでしょう。

お腹で赤ちゃんを育てながら、仕事をするのはとても大変な事です。

私も一人目を妊娠している時は臨月まで仕事をしましたが、体が重くてキツかった記憶があります。

1日フルタイムで働くだけでも大変なのですが、どうしても残業をせざるを得ない状況が出てきてしまうこともありますね。

妊娠期間中は周りに協力してもらうことが多いので残業を断れない…という人もいるかもしれません。

そこで今回は、妊娠中の残業について紹介します。

  • 妊娠中に残業はOK?
  • 残業をする時に注意することはある?
  • 残業が長引く場合は?

妊婦さんが気になるポイントをまとめています。

働く妊婦さん必見の内容になっているので、是非参考にしてくださいね。

目次

妊婦は残業をしても大丈夫?

どうしても仕事が終わらない場合には、残業をしなければならない時もでてくるでしょう。

妊婦に理解のある職場であれば問題はないかもしれませんが、現代の全ての会社が妊婦に理解があるかと言われるとそうではありません。

体調不良になりやすい妊娠期間中はできれば残業をしたくない、というのが妊婦さんの本音でしょう。

何より一番気がかりなのは、労働時間が延長されることでお腹の赤ちゃんに悪影響がでないかということです。

残業をする事で胎児への影響は?

多少の残業であれば、直接胎児への影響がある事はほとんどありません。

しかし、残業をする事で妊婦さんへストレスがかかっている場合は別の話です。

妊娠中のストレスは要注意。妊婦さん特有のマイナートラブルに繋がってしまう事もあります。

また、毎日仕事でストレスを感じている場合は特に注意が必要。

妊娠初期などは妊娠期間の中でも特にトラブルが起こりやすい時期でもあります。

少しの事でも体に変化が起こってしまいますので、できるだけストレスを感じないような工夫をする事が大切です。

関連記事⇒妊娠超初期の仕事4つの注意点~重いものやストレス、通勤の影響と流産リスク1つの対策

残業をする時に注意する4つのポイント

妊娠中どうしても残業をしなければならない時には、以下4つのポイントに注意しましょう。

1.妊娠経過は順調かどうか

まずは、自分の妊娠経過が順調かどうかを基準に考えます。

産婦人科で妊婦健診をしますが、その際に担当医から仕事での禁止事項を言われていたり、胎児の成長が思わしくない場合には残業をする事はオススメできません。

上司へその旨を伝え、誰かに残業を変わってもらうなどの措置をとってもらいましょう。

必要であれば医師から診断書を発行してもらいましょう。

2.自分の体調は良いか

妊娠経過が順調でも、その時の自分の体調はいかがでしょうか?

気持ちが悪かったり、お腹が張っていませんか?

妊娠中は体調が変化しやすいです。

体調が悪い時にはきちんと休むのが大前提となります。

無理をして残業をした事によって、お腹の赤ちゃんに何か影響があってからでは遅いのです。

自分の体を最優先しましょう。

3.長時間同じ姿勢はしていないか

残業中だけでなく、仕事中は長時間同じ姿勢でいる事を避けましょう。

妊娠中の方に限らず、同じ姿勢をとり続ける事はとても体に負担がかかってしまいます。

妊娠中は出産に備えて血液が固まりやすくなっていますので、長時間同じ姿勢でいると血栓症を引き起こす原因にもなります。

特に女性はデスクワークや立ちっぱなしの仕事の方が多くいらっしゃいます。

意識をして、少しの間でも背伸びをしたり、席を立ってストレッチをするなど、体を動かすようにしましょう。

また、こまめに水分を補給するようにしましょう。

4.体調が悪くなった時に手伝ってくれる人がいるか

残業中に体調が悪くなってしまうケースも考えられます。

そんな時、誰も気づいてくれる人がいないとなると一大事です。

万が一の事を考えて、一人で残業をするのは避けたほうが良いでしょう。

急ぎの仕事であれば、誰か一緒に手伝ってもらうなどの対策をとる事をオススメします。

長時間の残業は避けるための2つの対策法

夜遅くまでの残業は、妊娠中の方でなくても大変です。

妊娠中は特に規則正しい生活が第一になってきます。

長時間の残業は避けましょう。

残業をしないために、おすすめの対策方法を2つ紹介します。

①急ぎでないものは次の日に

急ぎの仕事があると残業をしなければいけなくなってしまうので、なるべく早くに終わらせて、急ぎでないものは次の日に回すようにしましょう。

仕事をしている妊婦さんは、これまで通りに頑張ろうとしてしまいがちですが、無理をする事は禁物です。

妊娠中はとにかく疲れやすいので、できるだけ早く家に帰り、しっかりと体を休めてあげるようにしましょう。

一人で頑張ろうとせずに、周りの方に協力をしてもらうことも大切ですね。

また、何時までにこの作業を終わらす!という意識を持って取り組むなど、無理のない程度で細かな時間管理をすることもおすすめです。

②自分にしかできない仕事を最優先に

残業ではない勤務時間中に、自分にしかできない仕事は終わらせておくと良いでしょう。

自分だけが分かっていて他の人が分からない仕事を残してしまうと、もし体調が悪くて休んでしまったときに、周りの方がお手上げ状態になってしまいます。

結果的に仕事量が増えて、残業が当たり前になってしまうことも。

自分にしかわからない内容はしっかりと仕上げておくのがマナー。

最優先で終わらせておきましょう。

また、急な体調不良を考慮して、自分にしかできない仕事をあまり増やさないように上司とも相談すると良いでしょう。

関連記事⇒妊娠中の労働時間は短縮すべき?働く妊婦が知っておきたい法律と2つのポイント

まとめ

妊娠中でも仕事を頑張っている女性はとても多いです。

しかし、頑張る事と無理をする事を一緒にしてはいけません!

妊婦さんにとって、休息はとても大切なことです。

心身ともに健康である事が一番ですので、体がきつくなってきたなと感じる時には、思い切って休んだりリフレッシュする事も必要ですよ。

無理をして体調を崩してしまっては、意味がありません。

妊娠前とは違い、お腹に大切な赤ちゃんがいます。

妊娠中は体が思い通りに動かなくて当然です。

仕事も大切ですが、できるだけお腹の赤ちゃんを優先してあげられるようにして下さいね♪